宅配便を受け取った時は、歓喜だった。正直、応募したことも忘れていたからだ。
それもその筈、なんと8月号での読者プレゼントだった。そう言えば、かなり暑い時期に、喫茶店で応募はがきの内容を書いたことを思い出す*1。まさかその当選品が今頃届くとは。受け取ったのは先月末だけれど、優に4ヶ月はかかっている。いやはや、驚いた。
僕は普段、こういった懸賞には応募しないのだけれど、「チェンジリング」は、ロードショーで見て痺れて、さらに、名画座でもう1度見直したほどの映画だったから、その関連グッズプレゼントとなれば、是非とも入手したいと思ったのだった。
ということで、気合をいれてアンケート葉書を記入し、応募したのが、確か7月末。どんなグッズだったかも忘れていたほどだったから、感動もひとしおだ。
果たしてそれは、タンブラーだった。
僕はコーヒーが大好きなので、それも含めて、このグッズが欲しかったのだということを思い出した。「おぉ、これからはコーヒーを飲むのが楽しくなるなぁ」などと思い、感動の面持ちで、箱を開けてみたのだけれど…。
…。絶句。
まさかこんなに味気ないものだったとは。
透明なアクリルケースに「CHANGELING」という文字が書かれた白い紙が挟み込まれているだけ。販促グッズなんて、えてしてこんなものなのかもしれないが、「アンジェリーナ・ジョリーの写真を堪能しながらコーヒーを飲める!」などと一瞬期待していただけに、ガッカリ感は満載だった。
しかも、同封の文書には「温かい飲み物には不向き。冷たい物専用でお使いください」などという但し書きが記されていた。それじゃ、ホットのコーヒーを入れられない…。だったらもっと暑いうちに送ってくれよと、文句を言いたくなってしまった。
タダでもらったもの*2だから、文句を言うのはお門違いなのだろうけれど、ちょっと残念なグッズだった。
嬉しいけれどちょっと残念な「チェンジリング」グッズ
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