餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

HYBRID W-ZERO3の奇襲にぐらつく

スポンサーリンク

ちょっと意表を突かれた。
噂としては前からあったのかもしれないし、情報感度の高いモバイラーの方はご存じだったのかもしれないが、僕のアンテナには引っかかっていなかった。だから、昨日この端末が発表された時は、ちょっと動転してしまったほどだ。


WILLCOM|HYBRID W-ZERO3

実を言うと、第一印象は最悪だった。
「いったいこれのどこがW-ZERO3なんだっ!」と思った。W-ZERO3シリーズ最大の肝は、横スライドのQwertyキーだった筈だ。それを捨て去っておいて尚、W-ZERO3を名乗るのは道理に叶わない。迷走にもほどがある。いい加減にしてくれ。
最初はそう思った。しかし、つらつらと紹介記事や仕様などを眺めているうち、その貪欲で多彩な仕様に驚き、「これはこれでアリかも…?」と少し思い始めてきた。以下、僕が気になったポイントを列挙してみよう。

  • PHSとW-CDMA(3.5G)のハイブリッド通信機能*1搭載。GSMにも対応。
  • Wi-Fi、Bluetooth、赤外線通信。全部入り。
  • 標準で無線LANルータとして使用可能。
  • SIMフリー!(NTTドコモはもちろん、ソフトバンクのSIMも利用可!!*2
  • Windows Mobile 6.5 Professional採用。
  • カメラはAFと手ブレ補正対応の500万画素CMOS搭載。連動アプリ多数*3
  • フルワイドVGA(480×854ピクセル)表示。タッチパネル対応。
  • GPS、モーションセンサーも搭載。
  • アドレス譲りのXcrawl(エクスクロール)キー*4搭載。

などなど、Qwertyキーがないことを除けば、ウィルコムとしてはかなり意欲的な、渾身の端末であることがわかったからだ。意欲的なのは機能だけではない。以下のようなコメントにもそれは現れている。

料金プランはHYBRID W-ZERO3専用のものを提供する予定。詳細は決定していないが、「業界最安の定額サービスを目指す」(ウィルコム)という。
ウィルコム、PHS+3.5G対応のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」発表 - ITmedia +D モバイル

ここまでぶち上げる以上、かなり画期的な料金プランが登場するに違いない。WC3GのFOMA SIMが利用でき、無線LANルータとしても使用可能で、かつ、業界最安!無敵じゃないか。
もしかすると何か罠があるんじゃないかとは思うけれど、その価格設定によっては、本当に魅惑的な端末になる筈だ。
もはやテンキーの使えない身体になっている僕にとって、Qwertyキーの非搭載はあまりに痛い、と最初は思った。しかし、そもそも僕は、W-ZERO3[es]以降のQwertyキーには馴染めず、あまり使っていなかったことを思い出した。ならば、失ってもそれほど困らないかもしれない。
Qwertyキーの素晴らしさは、BBBなど、その特徴を生かした他端末に任せて、HYBRID W-ZERO3では、その多彩な機能を使い倒せばいいんじゃないか。そう思えてきた。
ということで、俄然気になってきたのだけれど、僕にとっては大きなネックがひとつある。既に、WC3Gの契約を済ませてしまっていることだ。この2年縛りがある上に、さらに、もう一回線の契約は流石にキツイ。うーん、どうしようかなぁ。

*1:WC3GのFOMA SIMがついてくる!…はず。

*2:ホントか?と思ったが、この記事によれば、どううやら本当らしい。但し、サポート対象外。

*3:「PDF SHOT」「名刺リーダー」「情報リーダー」「コラムリーダー」など

*4:僕にとっては使い勝手が悪かったので、感度などが向上していることを期待。


マラソン・ジョギングランキングへ