最初は、ダックツアーに参加しようと思っていた。これは、ボストン市内を、このような水陸両用車で一巡りするというものだ。チャールズ川にも入水できるということで、非常に人気があり、なかなかチケットがとりにくいという情報だった。
確かに、いざ販売窓口に向かってみると、近い時刻のものは全て満席で、かなり遅い時刻のチケットしか残っていないことがわかった。僕の自由時間は1日しかないので、そこまで待ってはいられない。
ということで、僕はすぐに気持ちを切り替えた。この時点ですでに心は決まっていた。街の案内図を見ていて、「ダックツアー参加が無理だったら、街を歩こう。」と決めていたからだ。
フリーダム・トレイル。
歩道に引かれた赤い線に導かれながら、アメリカ建国の歴史を辿ることができる道。なんとロマンに溢れた道だろう。トレイル全体の距離は2.5マイル(約4km)ということで、1日ゆったり歩くには、ちょうどいい長さだと思った。
ということで、僕は終日かけてこの道を歩いた。ひとつひとつの名跡を細かく見る時間はとれなかったし、勉強不足ゆえによくわからない*1ものも多かった。
けれど、それでも、最終目的地であるバンカーヒル記念塔に辿り着いた時は、本当に感激した。このエントリーは朝3時から書いているのだけれど(汗)写真を眺めて整理していたら、再び歩きたくなってしまったほどだ。
ということで、今日はちょっと時間がなく、Flickrの写真のコメントもまだ書けていない。しかし、踏破の思い出を甦らせながら、今週末にでも補足しておこうと思う。
2009.9 BOSTON Freedom Trail - a set on Flickr
*1:ひとつひとつの名跡は、それぞれ歴史的に意味のある物だから、それをちゃんと理解していなければ、わからないのも当然だ。