モバイルオフ会には、8台の端末を持っていったのだけれど、その中で、一番皆さんに注目していただいたのは、NOKIA E71だったと思う。
その筐体に対して、各所で驚きの声が上がっていた。僕も、この端末に初めて触れた時、その衝撃にふっとんだことを思い出す。
とにかく、何という小ささ、薄さ。そして圧倒的な質感。この端末の情報はWeb上に溢れているけれど、どんなにそれを理解していても、いざ手に持ってみると、改めて驚く筈だ。(少なくとも僕はそうだった。)
僕はずっとX01NK(E61SoftBankモデル)を使ってきたから、尚更、その衝撃は大きかった。本当にこれは後継機なのだろうか、と思うほど。あらためて比べてみるとその差は歴然だ。
ただ、E71に惚れ込んだ今でも、先代E61への愛しさはそれほど薄れていない。アルミニウムマグネシウム*1の硬質な感触は悪くないし、大きくて堅いキーもたまに恋しくなる。だから、僕は「ワイルドな兄」「エレガントな弟」と勝手に位置づけて、使い分けを楽しんでいる。
洗練されて優秀な弟の方が一般受け(?)することは間違いないだろうけれど、兄には兄の良さもある。何より完全日本語化されているというのは大きなポイント*2だ。
そして、この兄弟の特徴を最も良く表しているのが、暗闇での姿だろう。
圧倒的な碧い光で主張する兄に対して、エレガントにつつましい光を放つ弟。このコンビが実にいい。
この写真で見ると、ちょっとE71は暗すぎるんじゃないかとも思えるかもしれないけれど、それは僕の撮影技術が足りないだけ(汗
上品な白い光だけれど、暗闇での入力も十分可能だ。E90のQwertyキーボード部よりは、断然明るい。(…って、あんまり説明になってないかも^^;)
【関連エントリー】
- Smartphone in the Dark(2008.3.19)
- 高感度で撮り直したE90と[es] (2008.3.21)
- 闇に光る怪物(2008.5.23)
- 碧いうにと紅いUni(2008.9.1)