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餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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傷ついた怪物、あるいは、メタルケースの死角

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アスファルトの上で、激しい音が響いた。
まさか。
時間に追われ、走りはじめていたことも忘れ、僕は一瞬で我に返った。背筋が寒くなった。これは、地面の上に物体が落下した際に奏でる音だ。足を止め、音のした方角を振り返り、僕は、一瞬でそれが何であるかを理解した。そして、自分の腰を見た時、その衝撃は倍加する。
あぁ。何ということだろう…。

メタルケースを入手して、このような出で立ちで怪物を手なずけるようになって以来、僕はとても快適だった。かなりごつくはなってしまうけれど、質感は悪くないし、何より、頑丈な鎧に纏われているという安心感は計り知れないものがあった。
タッチ操作ができなくなるという難点はあるものの、キー操作で殆ど代替できたし、蓋を開ければ、QWERTYキーボード入力やタッチも可能なので、実用的には殆ど困らなかった。
少し前に、1回だけ会社の床で落下試験をしてしまったことがあったのだけれど、堅い鎧に包まれたS11HT(EMONSTER)はびくともしなかったことを思い出す。
だから僕は、少し油断をしていたのだ。
悪夢の始まりは、ベルトクリップだった。そもそも僕は、ベルトクリップというものが好きではなく、これまでは殆ど使ったことがなかった。ベルトにとりつけていても、なんとなく不安定感が否めなかったし、クリップごと取れて、落下してしまった経験もあるからだ。しかし、ある時、ふと思いついて怪物を腰に取り付けてみると、想像以上に快適であったため、ベルトクリップつきも悪くないなと思えてきた。鎧がとにかく頑丈だから、万が一落としてしまっても問題ないだろうと。
ということで、快適に使っていたところに、その罠は潜んでいた。
腰に装着した状態の怪物は不安定だから、僕は、ベルトクリップをつけている時に、走ったり、激しく動いたりすることのないようつとめていた。しかし、その時は色々なことが重なりすぎていた。僕はとにかく疲れていたし、そして急いでいたのだ。
全速力で走っていたため、腰に装着した不安定な物体が落下するというのは必然だったかもしれない。これは、自業自得だ。ただ、ベルトクリップが外れて、鎧ごと怪物が落ちたというだけなら、おそらく問題はなかっただろう。おそらく、無償で済んでいた筈だ。
しかしまさか。まさか。
腰の部分でメタルケースの蓋が外れ、本体だけがアスファルトに落下するとは…。僕は腰でブラブラしている空っぽのケースを見た時、目眩がおさえきれなかった。しかし、何とか気を取り直して、激しい音を生み出した背後を見つめた。思わず駆け寄り、そして、傷ついた怪物を握りしめる。

アスファルトの上で、怪物はこのようにうつぶせで横たわっていた。ということは、アスファルトと接しているのは、液晶面、ということになる。僕は最悪の事態を覚悟して、怪物を裏返しにしてみると、はたして…


液晶は、無償だった。
カドの部分から落ちたようで、上側面に傷跡が残ってしまったけれど、液晶部分については全くの無キズだったのである。
本当に良かった。堅いアスファルトの上に、あれだけ激しい状態で落下したことを踏まえれば、被害は最小限に抑えられた*1と言えるのかもしれない。
いずれにしても、今後は、メタルケースでの運用を考え直す必要がありそうだ。少なくとも、ベルトクリップでの運用は止めよう。うーん、快適だったのになぁ…。

*1:衝撃による内面的な問題が発生している可能性はあるけれど、今の段階ではよくわからない。


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