餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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怪物2号の奇襲に関する邪推

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イベント/2008.06.10 イーモバイル新製品発表会/発表会レポート
ちょっと意表をつかれた。
誰か、この展開を予想していた人がいたのだろうか。正直、僕には青天の霹靂だったし、僕が巡回させていただいているモバイル系ブロガーの方々でも、読み切っていた人はいないような気がする。*1
何しろ、いきなりの新製品発表会だ。突然すぎる。奇襲は、時に効果的なPR手段となるけれど、今は、ちょっと間が悪い。何しろ世間はiPhoneの話題で持ちきりだからである。
だから、最初僕は、イー・モバイルもKYだなぁ。もう少し待てばいいのに…と思った。しかし、発表された端末のことをよく考えれば、このタイミングは《必然》だったのだろうと思い直した。以下は単なる僕の邪推だ。
今回発表された、EMONSTER lite(S12HT)は、HTC Touch Dualの日本版となる。素敵な端末ではあるけれど、新鮮味と言うことでは薄い。なぜなら、既にドコモから発表されているHT1100とほぼ同じだからである。
思えば、HT1100が発表されたのは、昨年の8月30日。当初は昨年の第4四半期に発売される筈だったのに、それが何度も延び延びになり、ここまで至っていた。途中何度か近日発売の噂は流れたものの、結局発売に至らず、もはや幻の端末になってしまったのかと思ったぐらいだった。
そんな閉塞状況が、今週6/9になっていきなり動いた。ドコモから、急遽HT1100の発売日が告知されたからだ。それも、3日後の6/12というのだから驚いた。
これには、イー・モバイルも慌てたのではなかろうか。何しろ、HT1100と怪物2号wは、購買層が完全にバッティングする。発売に手間取っているドコモを尻目に、ユーザー横取りを目論んで(?)いたところ、いきなり奇襲をかけられてしまったからだ。
いくらイー・モバイルのプランが魅力的でも、ドコモと先に契約してしまったHT1100ユーザが、EMONSTER liteに流れることはあり得ない。そのため、イー・モバイルとしては、何が何でも、ドコモの発売日より前に、EMONSTER liteを発表する必要がある。まだまだHT1100の発売は先だと悠長に構えていたら、ドコモから奇襲をかけられたので、奇襲返しの発表会に至った…
というのは僕の勝手な邪推である。
現実的には、ホテルニューオータニ「翠鳳の間」などという場所が、そんなに急遽押さえられるはずはないだろうし、準備期間だって要る。だからこれは、おそらく偶然のタイミングなのだろうと思う。
けれど、勝手な邪推をしてみることで、モバイル界(?)の勢力図を夢想してみるのも、時には面白い。

*1:僕が見落としているだけかもしれないけれど。


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