餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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怪物なしではいられない

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S11HTを購入して、約2週間。もはや僕は、怪物にぞっこんである。
発表当初は、名機TyTn II*1に「怪物」などという愛称を付したイー・モバイルのセンスに呆れ、できるだけS11HTという型番を使うようにしていた。
しかし、使い込んでいくうちに、この端末の凄さ、まさに怪物なみのパワーを思い知り、いとおしくなってきてしまった。となると、一転、あんなに嫌だった愛称も、気にせず使えるようになってきた。現金なものだ。「Kaiser(皇帝)」の方が、よりふさわしかったことは確かだけれど、「怪物」も悪くない。今や僕は、怪物なしではいられなくなってしまったのだ。
この端末の魅力は計り知れないし、僕はまだまだ使いこなしているとはいえないけれど、特に気に入っていることをつらつらと順不同で書き連ねてみよう。

  • 質感(安っぽさを感じない上品な仕上がり。マットな仕上げが特に好き。)
  • サイズ(掌の中にすっぽり収まるのが心地良い。Treoと同じような愛おしさ)
  • ジョグホイール(スクロールやフォーカスの移動だけでなく、ホイールクリックで選択もできる。最高。)
  • キーボード(適度に打ちやすい。スライド時のガタつきがないのも◎)
  • チルトアップ液晶(好きな角度で自由に止められるのがいい。ギミックも好き。)
  • Cap、Fnキーのランプ(入力時に、どういう状態になっているかすぐわかるのは快適)
  • miniB端子による充電(今や珍しくないけれど、やっぱり便利)
  • ストラップホール(海外製の端末ではまだ珍しい。安心感は格段に違う。)
  • Bluetooth、無線LAN、GPS標準搭載(この3つを兼ね備えている端末が欲しかった)

そして何より素晴らしいのは、高速通信環境を、低額で自由自在に使い倒せるということだ。
移動時には、EMONSTERそのものを堪能しながら、さらに、WiFiRouterを使って、ルータ環境を構築。他の無線LAN端末でWebが楽しめる。何より、iPodTouchのSafariで気軽にブラウジングできるというのは大きな魅力だ。PC接続も楽勝で、フルに使い倒しても別途課金にならないのが素晴らしい。
通信エリアの問題*2はあるものの、月々6000円程度で、これだけの環境が構築できるのは圧巻。
もしもこの端末が他のキャリアから発売されていたとしたら、これだけ自由には使いこなせなかった筈だし、縛りやカスタマイズで、TyTnIIとは呼べない代物になっていた可能性がある。
この点だけとってみても、イー・モバイルの功績は計り知れないと思う。これでサポートがもう少しまともになれば、文句ないんだけれどなぁ…。

*1:正確に言うと、TyTnIIイコールEMONSTERではないけれど、ベースの筐体は同じだし、それほど改悪もされていないので、ニアリーイコールとして考えている。

*2:これだけは、まだまだ他のキャリアと比べものにならない。都市部ではかなり充実してきているものの、地下がダメダメ


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