餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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広告に感じる違和感

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最近、駅でこういった広告を見ることが多くなってきた。
X02HTの広告ではなく、Windows Mobileの広告だ。階段の途中などに掲示してある巨大なタイプのもので、かなり目立つ。
Windows Mobileの広告に対して、僕は以前から疑問を感じていた。
《ケータイがWindowsケータイに進化した》とか書いてあるのを見ると、「そんな単純なもんじゃないだろ」とツッコミを入れたくなっていたのだけれど、この広告については、それ以上の違和感を感じてしまった。
なぜか。
「使いこなせる」という言葉だ。
確かに、Windows Mobileでは、ワードやエクセルを扱うことができる。しかし、それは本当に《使いこなせる》という域のものなのだろうか。
例えば、会社で作った資料を少し加工するにしても、X02HTの狭いQVGA画面でそれを行おうとすると、激しくイライラする人が多いのではないかと思う。
応急的にいつでもExcelやWordを取り扱えるのは便利だし、加工が「できる」ということだけで、大きなメリットを感じる人も多いだろう。実際に使いこなしている人がいるだろうことも否定しない。
ただ、こういった大々的な広告に惹かれ、はじめてスマートフォンを使う人が、X02HTでExcelファイルを開いた時、本当に、皆便利だと思うのだろうか。「こんな狭い画面で使いこなせるかーっ」と思い、スマートフォン全体に対する不信感を抱いてしまうことにならないだろうか。
もちろん、誰もがこんな広告のみの情報で携帯購入を決めるとは思えない。それに、そもそもこれはX02HTという端末の広告ではなくて、Windows Mobileの広告なのだから、あくまで《イメージ》だと割り切ればいい話なのかもしれない。
しかし、ならばせめて、画面領域の広いアドエスやX01Tを使うべきではなかったか。
この広告のモデルとして、X02HTという端末が、果たして「適任」だったのか、僕にはどうにも疑問なのである。


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