感動した！
と、小泉元総理ばりに叫びたい*1ぐらい、僕はこの本に興奮している。何という素晴らしい内容だろう、これは。
もちろん、これまでにもスマートフォンを扱った本や雑誌はあった。しかしそれらは、海外の端末を中心に扱ったマニアックな書か、W-ZERO3シリーズなどの、特定端末に主点を置いた解説書ばかりだった。しかし、この本は、違う。
徹底活用ガイドというその名に偽りはなく、アプリケーション、メール、マルチメディア、ネットワーク、Webサービス、ハードウェア…。ありとあらゆる側面から、徹底的にスマートフォンの世界を掘り下げている。海外でのスマートフォン活用法や、入手方法に至るまで取り上げているのだから、至れり尽くせりだ。
ムックで248ページのボリュームは、まさに強烈。僕は書店でこれを手に取ったとき、その厚さと重さに驚いてしまったのだけれど、内容の驚愕は、それを遙かに超えるものだった。
初代W-ZERO3の登場で始まった、日本でのスマートフォン市場。しばらくはW-ZERO3シリーズの孤軍奮闘といった感があったけれど、ついにこれだけのボリュームを持った本が出るぐらいまで成熟してきたのだと思うと、僕は胸が熱くなる。
表紙の画像はX02HTをイメージしていることは明らかだろう。こういった、前面QWERTYキーボードのスマートフォンが日本で「普通に」買えるようになったのだから、本当にいい時代になったものだ。
*1:古いねぇ…どうも。
