餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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エリザベス女王杯

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なんだか気が抜けてしまっている。
ウオッカの回避があまりに残念だからだ。本命予定ではなかったけれど、ダービー馬が出走するか否かによって、レースの重みは全く変わってくる。今度こそ、ダイワスカーレットをねじ伏せる絵が浮かんでいただけに尚更。気がつけば秋華賞の2着、3着、4着馬がこぞってリタイアということになってしまった。あのレースはかなり疲労が残るレースだったのかと、穿って考えたくなる。
ウオッカの回避によって、ダイワスカーレットが1本かぶりの人気になるのは予想通りだけれど、対する古馬たちも1桁台のオッズに変わってきている。配当の妙味がなくなってきて、非常に面白くない。なぜなら、古馬こそが狙いだと思っていたからである。
今年の3歳世代が強いことは認めよう。昨日のアルコセニョーラの福島記念圧勝、準OPのユートピアSで1〜3着独占という状況を見ると、そのあたりとは格が違うダイワスカーレットに年代の壁はないように見える。
しかし、ダイワスカーレット自身が、実際に古馬と闘った実績を持っていないのは事実だ。スローペースが続く、牝馬限定戦で積み上げてきた実績を、そのまま鵜呑みにしていいかどうか、僕はやっぱり疑問だ。もちろん、ダイワスカーレット自身でペースを作れるという読みもあるのだろう。しかし、スタミナがいる京都2,200メートル外回りの舞台で、これまでのように上がり33秒台の脚でまとめるような競馬はできまい。その強さは認めても、オッズほどの図抜けた力量はないとみた。
本命はフサイチパンドラ。
昨年のこのレースの覇者だ。カワカミプリンセスの降着による棚ボタでの勝利とはいえ、自ら動いてスイープトウショウを抑え込んだ底力は、ここに入れば上位。今年の札幌記念も見事だった。展開利があったとはいえ、後の天皇賞2着馬を抑え込んでいるわけだし、牡馬相手の定量G2を制した事実は大きい。
ムラ馬のように見えるが、芝1800メートル〜2200メートルの距離では(2,2,2,1)と崩れていない。唯一馬券対象から外れたのが、今年のクイーンS*1だが、この時は中13週の休み明け。今回も8週空いているので微妙だけれど、そこは「折り合い名人」ルメールが何とかしてくれるとみた。
対抗はアサヒライジング。クイーンSでは、休み明けながらフサイチパンドラをねじ伏せているし、叩き3戦目、鞍上強化となれば、大崩れは考えにくい。ダイワスカーレットに楽をさせないような、緩みのない競馬に持ち込めば、勝機もあり得ると思う。
ダイワスカーレットは3番手。前述2頭に煽られて、今回は自分のペースを作れないと読んでいるので、本当は切りたかった。しかしそこは安藤勝己。黙って煽られている筈はなく、何らかの秘策を練っている筈だ。大先生が妙に控えるような競馬をしないとも限らないので、その点も含めて残した。
以下、「気配を消した福永&実はG1馬」の組み合わせが恐いローブデコルテ、往年の力は望めないものの3着ならあり得るスイープトウショウ、京都のG1では忘れちゃいけない横山典弘ディアチャンス。そして武豊ディアデラノビアまで。
馬券は、◎○2頭軸3連単マルチ30点、◎1頭軸馬単マルチ12点、◎3連複1頭軸マルチ15点で勝負。馬券の妙味がなくなった分、フサイチパンドラと心中の気持ちで攻めたい。
◎フサイチパンドラ
○アサヒライジング
▲ダイワスカーレット
△ローブデコルテ
△スイープトウショウ
△ディアチャンス
△ディアデラノビア

*1:この時本命を打って泣き、次走の札幌記念で評価を落として更に泣いた。


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