餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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いつもと違う週末

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なんだか気が抜けている。
毎週当然のように存在していたことが、週の初めから楽しみにしていたことが、こうもあっけなく消えてしまうと、寂しさを感じずにはいられない。
単に中央競馬開催のない週末ということだけであれば、実は珍しくない。毎年存在しているのだ。有馬記念が終わったあと、翌年の正月競馬までの間である。しかし、これはあくまで「既定」のスケジュールなのである。今回のように、特別登録ばかりでなく出馬投票まで済んでいる状態から、いきなり白紙に戻るというのは、前代未聞ともいえる*1衝撃だ。
今週は、秋に向けての重要なG2戦である札幌記念があった。注目馬、良血馬が揃った新馬戦も予定されていた。だからこそJRAも、いったんは開催を強行しようとしたのだろう。しかし、その判断が性急かつ暴挙としか思えないほど、今の事態は深刻だ。
来週以降の開催は未定となっているけれど、これほどの凄い事態が、ほんの1〜2週間で収束するとは思えない。何しろ、感染源も感染ルートも特定できていない状態なのである。フランスへの遠征を控えていたメイショウサムソンまでが陽性とあっては、そのインパクトは計り知れず、他の馬たちに対しても、十分な調査が求められる筈だ。
現段階で牧場にいる有力馬は、いつ戻ってこられるかわからないし、中止となったレースの代替さえ見えない状況で、しばらくは大混乱が続くのではないかと思う。
いったい今後の中央競馬はどうなってしまうのだろう。中央競馬のない週末が続くのは、もちろん寂しいけれど、こと伝染病に関する問題だけに、主催者側には「慎重かつ適切」な対応を望みたい。

*1:実際は36年前に同様の馬インフルエンザが発生している。しかし、僕はそのころの時代を知らない。


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