北で輝いた無冠の女王
アサヒライジング、悲願の重賞初制覇!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | アサヒライジング | 牝4 | 柴田善臣 | 55 | 1.46.7 | 01-01-01-01 | 34.7 | 2 | ||
2 | 2 | 2 | イクスキューズ | 牝3 | 田中勝春 | 52 | 1.47.0 | 13/4 | 04-03-03-02 | 34.8 | 6 | |
3 | 8 | 11 | ディアチャンス | 牝6 | 横山典弘 | 55 | 1.47.0 | クビ | 11-12-12-11 | 34.0 | 5 | |
4 | 5 | 5 | ○ | アドマイヤキッス | 牝4 | 川田将雅 | 55 | 1.47.0 | ハナ | 08-08-10-06 | 34.4 | 1 |
5 | 6 | 8 | ◎ | フサイチパンドラ | 牝4 | 福永祐一 | 55 | 1.47.1 | 1/2 | 07-05-08-06 | 34.6 | 3 |
6 | 5 | 6 | コスモプラチナ | 牝4 | 安藤勝己 | 55 | 1.47.1 | クビ | 06-05-06-06 | 34.7 | 10 | |
7 | 7 | 10 | デアリングハート | 牝5 | 藤田伸二 | 56 | 1.47.2 | 1/2 | 04-05-05-02 | 34.9 | 4 | |
8 | 7 | 9 | ヤマニンメルベイユ | 牝5 | 勝浦正樹 | 55 | 1.47.5 | 2 | 03-03-03-02 | 35.3 | 9 | |
9 | 8 | 12 | ロフティーエイム | 牝5 | 柴山雄一 | 55 | 1.47.7 | 1 | 12-10-10-10 | 35.1 | 8 | |
10 | 6 | 7 | シェルズレイ | 牝4 | 四位洋文 | 55 | 1.47.8 | 3/4 | 08-08-06-06 | 35.4 | 7 | |
11 | 4 | 4 | △ | コアレスパティオ | 牝6 | 五十嵐冬 | 55 | 1.48.1 | 2 | 10-10-08-11 | 35.6 | 12 |
12 | 3 | 3 | フレンチビキニ | 牝5 | 武幸四郎 | 55 | 1.49.0 | 5 | 02-02-02-02 | 36.9 | 11 |
通過 36.1-48.1-60.2-72.0上り 70.6-58.6-46.5-34.7平均 1F:11.86 / 3F:35.57
単勝 1 \560
複勝 1 \200 / 2 \270 / 11 \230
枠連 1-2 \1920 (12)
馬連 01-02 \1980 (8)
ワイド 01-02 \780 (8)/ 01-11 \730 (6)/ 02-11 \970 (13)
馬単 01-02 \3850 (16)
3連複 01-02-11 \4350 (12/220)
3連単 01-02-11 \20600 (53/1320)
まさかこんな展開になるとは。
何しろ、アサヒライジング、フレンチビキニ、コスモプラチナ、シェルズレイといった逃げ馬が揃っていたので、ハイペースは必至だろうと思っていたのだ。枠が最も有利なのはアサヒライジングであったが、大先生鞍上だけに、無理矢理行くとは考えていなかった。そして、実際無理に行こうとはしていなかったのだ。
行き脚は、ヤマニンベルメイユやフレンチビキニの方が良かった。しかし、アサヒライジングが少し前に出た時点で、自分から控えてしまった。コスモプラチナもシェルズレイも、今回は前に行こうとしない。結果的に、3ハロン目から5ハロン目が全て12秒台というゆったりした流れとなり、アサヒライジングにとっては、実にお誂え向きの展開になった。前半さえスムーズに走れれば、この馬の粘り腰は、過去のG1好走が証明する通り。今回は、展開も味方につけた完勝だ。
2着にも、先行したイクスキューズが粘っているから、完全に先行有利の展開だった。1番人気のアドマイヤキッスは、最後追い込んではきているものの、結果、ディアチャンスにも交わされ4着。競馬にスムーズさを欠いていた印象もあり、やはり、札幌競馬場に慣れない川田騎乗の影響も多少はあったと思う。
僕の本命フサイチパンドラは、若干見せ場があったものの、伸びきれず5着。+8kgで、デビュー以来最高の510kgになってしまったことを考えると、まだ仕上がり途中であったのかもしれない。