僕はauのユーザーであるが、昨日発表された新機種には全く心を動かされなかった。現在心酔しているINFOBARのデザイン、コンセプトを超える機種は、今回も見つからなかったからだ。
もちろん、性能やサービスが段違いに向上しているのはわかっている。しかし僕は、「携帯電話としての」進化にはほとんど期待していないので、そうすると、どうしてもINFOBARに戻ってしまうのだ。
そんな中凄いニュースがあった。僕はそれをMOBILE DAILY NEWSの山田さんからの情報で知って、本当に驚いてしまった。
■[Smartphone] KDDI、スマートフォンの発売を明言
KDDIは、5月22日に行われた携帯電話の夏モデルの発表会で記者らからの質問に答える形でスマートフォンを開発中であり発売を予定していることを明言した。
これまで「スマートフォンはすき間産業」であるとして、無視し続けてきたKDDIも、この市場の成熟を見て、流石に重い腰を上げたかというところだろうか。
正直、「遅すぎる！」という気がしないでもないが、これだけ後発になるのだから、それを超えるだけのインパクトを持った機種を出さなければ、ソフトバンクに太刀打ちできないというのは、自明の理だろう。
そして、それだけのインパクトを持つスマートフォンと言えば…僕にはあの機種しか思いつかない。もちろん、いうまでもなく、それはTreoである。
洗練されたデザインと機能を併せ持つTreoほど、auに似合うスマートフォンはない。今回、僅かながらでもその可能性が出てきたことを夢見て、僕はそれまでINFOBARを使い続けることにしたい。
