餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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少数派は15,000人

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2007統一地方選 東京都知事選開票速報
東京都知事選の結果、注目の外山恒一氏は15,059票を獲得したようだ。石原慎太郎知事に比べてわずか0.5%の得票数しかないのだから、少数派であることは間違いない。ただ、対黒川紀章氏では1/10、対ドクター・中松氏では1/4の得票数を獲得している。黒川氏や中松氏が、連日各種報道で取り上げられていたのに対し、外山氏は完全に黙殺されていたことを考えると、これは大健闘と言っていいのではないか。
あの政見放送がなければ、間違いなく最下位争いをするぐらいの投票数しか得られなかった筈で、今更ながら、Webの影響力を思い知った。
ただ、心配なこともある。僕はあの政見放送にかなり衝撃を受けたが、もちろん投票行為となると別だった。いくら何でも、あれを聞いて、都政を任せたいと思った人はいない筈だ。それでも実際に投票してしまうという人が15,000人もいたということは、想像以上に凄いことではないだろうか。僕はこれに少しだけ恐怖を感じた。
とはいえ、2007年の都知事選は、僕にとって「石原氏が3選したこと」よりも「外山恒一という新星が登場したこと」として、記憶に残る気がする。
果たして都知事選だけの一発屋で終わるのか、それとも次なる衝撃を見せてくれるのか。外山氏の次なるパフォーマンスを見守りたい。できれば今度は選挙ではなく、別のステージでの展開を。


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