格の違いを見せつける完勝劇。
2冠馬メイショウサムソン、いざ、盾へ。
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 3 | 3 | ◎ | メイショウサムソン | 牡4 | 石橋守 | 59 | 2.01.4 | 06-06-06-04 | 34.4 | 1 | |
2 | 8 | 10 | ▲ | シャドウゲイト | 牡5 | 安藤光彰 | 57 | 2.01.5 | 1/2 | 01-01-01-01 | 35.2 | 2 |
3 | 6 | 6 | メイショウオウテ | 牡5 | 四位洋文 | 57 | 2.01.6 | クビ | 11-11-11-08 | 34.2 | 8 | |
4 | 2 | 2 | タガノデンジャラス | 牡5 | 岩田康誠 | 57 | 2.01.7 | 3/4 | 04-04-04-04 | 34.9 | 6 | |
5 | 4 | 4 | ホッコーソレソレー | 牡5 | 渡辺薫彦 | 57 | 2.01.8 | 1/2 | 08-08-09-08 | 34.5 | 5 | |
6 | 1 | 1 | シルクネクサス | 牡5 | 幸英明 | 57 | 2.02.1 | 13/4 | 07-06-06-07 | 35.0 | 7 | |
7 | 5 | 5 | サンバレンティン | 牡6 | 川田将雅 | 57 | 2.02.2 | 1/2 | 10-08-06-08 | 35.0 | 9 | |
8 | 7 | 9 | ○ | コスモバルク | 牡6 | 五十嵐冬 | 59 | 2.02.2 | クビ | 04-04-04-04 | 35.3 | 3 |
9 | 7 | 8 | 消 | アサカディフィート | セ9 | 小牧太 | 57 | 2.02.4 | 1 | 08-08-09-08 | 35.1 | 4 |
10 | 6 | 7 | トリリオンカット | 牡7 | 和田竜二 | 57 | 2.02.6 | 11/2 | 03-03-03-02 | 35.9 | 10 | |
11 | 8 | 11 | アラタマインディ | 牡10 | 飯田祐史 | 57 | 2.04.3 | 大差 | 02-02-02-02 | 37.9 | 11 |
通過 37.4-50.0-62.2-74.4< B> 上り 71.4-59.2-47.0-35.1 平均 1F:12.14 / 3F:36.42
単勝 3 \190
複勝 3 \120 / 10 \160 / 6 \500
枠連 3-8 \520 (2)
馬連 03-10 \540 (2)
ワイド 03-10 \250 (2)/ 03-06 \920 (12)/ 06-10 \1720 (23)
馬単 03-10 \810 (2)
3連複 03-06-10 \4290 (16/165)
3連単 03-10-06 \13080 (40/990)
久々も、59kgも、全く問題なかった。
終わってみれば、メイショウサムソンの強さだけが際だったレースだったと思う。シャドウゲイトとの着差はわずか1/2馬身だけれど、力ずくでねじ伏せており、内容的には完勝だ。
レースは、予想通りシャドウゲイトが注文をつけて先頭に立つ形で始まった。1000メートル通過が62.2というスローペースで淡々と進む。メイショウサムソンは、向こう正面では中団の後ろ。コスモバルクを見るような位置でレースを進めていた。いつものメイショウサムソンよりもやや後方の位置取りであったが、実に気持ちよさそうに走っており、道中は、いつでも弾けておかしくないような雰囲気があった。
案の定、3角あたりから、ディープインパクトばりにすーっと馬群をひと捲りして、直線に入るや、あっという間に先を行くシャドウゲイトに並びかけていく。あっという間に交わしてしまうようにも思われたが、道中、楽に進めていた分、シャドウゲイトも抵抗した。しかし、その抵抗をもねじ伏せてしまうだけの底力を、今日のメイショウサムソンは持っていたのだ。
今回の完勝により、当然天皇賞での期待も高まるが、菊花賞の走りを見る限り、距離に限界があるように僕には思える。ただ、今年はディープのような絶対的存在がいない分、もちろんメイショウサムソンにもチャンスはある筈だ。
コスモバルクは、きっちりと折り合って絶好位でレースを進めながら、直線で全く伸びなかった。レースぶりも淡泊な気がしたし、何となく燃え尽きてしまったような印象がある。