餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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失格の烙印を押された英雄

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ディープインパクト、凱旋門賞失格(netkeiba.com)
ディープインパクトの薬物検出事案に対するフランスギャロによる処分の決定について(JRA公式)
ついにこの日が来てしまった。
これまで、ギャロの発表が覆ったという例は聞いたことがないので、こうなることは分かり切っていたのだけれど、いざ本当に宣告されてしまうと、あまりに無念で、本当にやりきれない。
ディープインパクトがこれまで僕らに与えてくれた衝撃の数々、そして、無敗の三冠馬という勲章までもが、この失格によって、全て色褪せてしまうような思いまで抱いてしまう。
いや、今はまだいい。失格に至った経緯、情報も十分に提供されているからだ。それをよく読めば、今回の問題は、悲しいかな池江調教師の全面的な不注意によるものであり、ディープの強さ、凄さを何ら損なうものでないということがわかってもらえる。
もちろん、誤解したままの人も多いのだろうが、そういう人たちに対しても、説明を続けることで理解してもらえる道筋がある筈だ。
しかし、年月が経ち、記憶が風化し、記録だけが残った時を僕は憂う。「無敗の三冠」を含む、衝撃的な戦績とともに、失格の記録も消えずに残るからである。それがあるばかりに、全ての栄光が色眼鏡で見られてしまう可能性さえあるのだ。僕にはそれが本当に悲しい。


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