餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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X01HTの端末価格に潜む罠

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最初に、実質2万円程度という価格を聞いた時は、戦略的な価格設定だと思った。hTc Zの72,765円*1に比べて圧倒的に安いからである。
しかし、そこには大きな罠があって、何と、2年間もの縛りがついており、解約はもちろん、機種変更でさえも、違約金として最大5万円超*2もの代金を払わなければいけないのだ。
日本でのスマートフォン市場は、まだ始まったばかりだから、これからどんな大きな動きが起こってもおかしくない。W-ZERO3(WS003SH)の登場から、わずか半年あまりでW-ZERO3[es]が出たように、端末の進化は急速に進む筈だ。
番号ポータビリティ制開始に伴い、キャリアの乗り換えさえ簡単にできるようになる時代に、2年間もの「端末縛り」は、あまりにきつすぎる。
もちろん、スーパーボーナス契約のない通常契約もできるが、そうすると、8万円近くのお金がかかるようで、実はちっとも安くないのである。
さらには、SIMなしではPDAとしても使うことができないというから驚いた。WS003SHは、SIMがなくてもWindows Mobile端末として使えるし、無線LANだって使うことができるのだ。それに比べて、なんたる狭量な仕様だろうか。
一見取っつきやすく、安い価格設定で気軽に加入させておいて、実は大きな罠があるというのは、Yahoo!BB初期の手法とダブる。こういうことをするから、どうにも僕はソフトバンクが好きになれないのだ。

*1:保守サービスなし時の価格。

*2:すぐに解約した場合。何ヶ月使ったあとでも、残っている月数×割賦金額が請求される。


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