餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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応援馬券に感じる違和感

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10月7日(土)より、単勝・複勝馬券をセットで購入できる『応援馬券』を発売いたします。
多くのファンの皆様が、ルールが分かりやすく、的中しやすい『応援馬券』に改めて興味を持っていただき、特に初心者の方々が、この『応援馬券』を通じて馬や競馬へさらに関心を深めていただくことを期待しております。
JRAホームページ『応援馬券』発売のお知らせ

競馬の魅力は数多くあるけれど、好きな馬を応援するということは、その大きな醍醐味のひとつだと思う。かくいう僕も、ディープインパクトを追いかけて、東京から京都へ何度も遠征し、応援馬券も必ず買っているほどだ。
だから、こういった馬券の発想が生まれたのだろうが、どうにも僕は、大きな違和感を覚えるのである。単複セットの馬券そのものは、諸外国で売っているEACH WAYと同じであり、導入することに意義はない。問題は、馬券に印刷される文字だ。
単複セットの馬券を購入してしまうと、馬名の上に「がんばれ!」などと言う文字が自動的に挿入されてしまうのだ。なんて陳腐なんだろう。
日本の競馬は、ごく庶民的で健全ではあるけれど、あくまで根本は博打だ。その博打の種であり、大事なお金を賭ける馬券に、胴元そのものが「がんばれ!」などという文字を印刷する神経を、僕は疑う。馬券を買う感情は、あくまで当人がそれぞれに抱くものであって、押しつけられる筋合いはない。
JRAに言わせれば、これはあくまで初心者向けの『応援馬券』であって、それが嫌な人は、別の馬券を買ってくれということなのだろう。しかし、単複セット自体は便利なだけに、通常マークシートの馬券種別に紛れていたら、普通に買ってしまう人も出てくる筈だ。僕はそれが大きな問題だと思う。少なくとも僕は、買った馬券にこんな文字が印刷されていたらとても不快だ。
初心者向けの馬券だと言うのならば、専用マークシートでも作って、専用フロアのみで販売してもらいたい。


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