餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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Thinkpadのブランドが泣いている

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僕がThinkpadをこよなく愛していることは、これまでに何度も書いてきたけれど、それは、IBMが築き上げてきた伝統と信頼に裏付けられていたものであって、レノボなどというわけのわからないメーカーに身売りされてからは、急速に興味を失ってしまった。
レノボになってから発表されたz60シリーズ以降は、IBM時代ならあり得なかったwindowsキーの導入を始めたり、最上位モデルの天板を黒からシルバーに変更するなどといった暴挙も繰り広げており、もはや、怒りを通り越して呆れている。
というようなことは、以前の日記(Thinkpadの栄光に泥を塗るな)でも書いたのだけれど、この時僕は、次のようにも書いている。
レノボよ、お願いだ。新機種を出すのは勝手だが、違う名前で出してくれ。「レノボPC」でいいじゃないか。もしもそういう名前でこれが出たなら、安かろう悪かろうでも納得がいく。
で、実際にそんなPCが発売されてしまったのだ。
http://www-06.ibm.com/jp/pc/notebooks/3000/c100/lv30c100a.shtml
往年のThinkpadを愛してきた物としては、見るに堪えないマシンだ。百歩譲って、デザインやキーボード配列が俗悪なのを許したとしても、Thinkpadの魂とも言えるトラックポイントを捨て去っているのは許せない。
もちろん、これはThinkpadブランドではなくlenovoノートだからいいではないかという意見もあろう。lenovoノートは廉価機で、Thinkpadは高級機という位置づけなのだと。
確かにそれはそうなのかもしれないが、それでも不満は残っている。そもそも、こんなマシンを作っている会社に、栄光のThinkpadブランドを使って欲しくないのだ。
lenovoノートとThinkpadは、今でこそ差別化されているが、同じ会社が作っている以上、いずれはどちらかのイメージにすり寄っていく筈で、z60シリーズの状況などを見ると、それは明白である。いずれ、Thinkpadは単なるブランド名だけの意味しか持たず、中身はだんだん粗悪なものにすり替わっていくのだろう。いや、先の話ではない。劣悪化は既に始まっているのだ。あぁ。


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