餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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自業自得の退屈

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会議の途中、大きな音がした。僕のW-ZERO3が鳴っている。電話音ともアラーム音とも違う、独特な音だ。その理由は分かっていた。電池切れだ。会議の途中でもあったため、慌てて電源ボタンをOFFにしたが、その時既に画面は暗くなっていたかもしれない。
会社を出て、外出先での会議に向かう時点で、Battery Monitorでは49%だったので、若干不安はあったのだが、それでも何とか保つと思ったのが失敗だった。会議が想定よりも長くなってしまったことに加えて、VITO SoundExplorerを使って録音を行っていたことが仇となったようだ。会議中ずっと働かせているわけだから、電池を喰うのは自明の理である。
しかし、電池切れ時点で会議は殆ど終了していたので、そこでは大きな問題とは認識していなかった。計算外だったのは、会議を終えた帰路の電車内だ。恐ろしいほどの退屈が僕を待っていたからである。普段ならば、文庫本や新聞なども持ち歩いているのだけれど、会議の資料が嵩張るから、今日は持ってきていなかった。
それでも、W-ZERO3さえあれば何も困らなかったのだ。インターネット、メール、ゲーム、ブンコビューアでの読書など、いくらでも楽しめるし、実際、電車内では、いつもW-ZERO3とともに過ごしているからである。しかし、そのW-ZERO3が、今日は完全に機能を停止している。よりによって、いつもなら一緒に持ち歩いている筈の予備バッテリや、外部電源のPOWER BANK SLIMは会社に置いてきてしまっていたのだから、始末に負えない。
もとはといえば、会議でフル稼働させることがわかっていながら、満充電しておかなかったことに加え、予備電源を忘れたのだから、完全に自業自得なのだけれど、この退屈は、あまりに耐え難かった。わずか数十分車内で過ごすだけだというのに、それでも、W-ZERO3に依存しまくっている僕にとっては、あまりにも長く、退屈な数十分だったのだ。今後はこのようなことを二度と起こさないように、予備バッテリだけは必ず忘れないようにしようと思っている。


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