餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》京成杯

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偉大なる兄が取れなかったクラシックの座を目指して。
ジャリスコライト、仕切り直しの初重賞制覇。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F
5 5 ジャリスコライト  牡3 北村宏司 56 2.03.2 6-6-6-5 35.2 1
2 2 トウショウシロッコ 牡3 吉田豊  56 2.03.4 11/4 7-6-6-7 35.3 5
4 4 ネヴァブション   牡3 武幸四郎 56 2.03.6 11/4 9-9-9-10 35.3 4
3 3 シベリアンヒート  牡3 柴山雄一 56 2.03.6 2-2-2-2 36.0 6
8 11 ディープウイング  牡3 後藤浩輝 56 2.03.8 11/4 1-1-1-1 36.3 3
1 1 マイネルグロリアス 牡3 松岡正海 56 2.03.8 クビ 4-3-3-3 36.0 7
7 9 アンバージャック  牡3 小野次郎 56 2.04.1 13/4 9-10-9-8 35.7 10
6 7 ニシノアンサー   牡3 菊沢隆徳 56 2.04.2 1/2 3-3-3-3 36.4 2
8 10 リネンヤクシン   牡3 南田雅昭 56 2.04.4 11/4 11-11-11-11 35.7 11
10 6 6 モエレフェンリル  牡3 柴田善臣 56 2.04.4 クビ 8-8-8-8 36.2 8
11 7 8 スマートバイパー  牡3 バルジュ 56 2.05.5 4-5-5-5 37.6 9
LAP  12.6-11.1-13.1-13.0-13.0-12.2-12.5-11.9-11.4-12.4
単勝 5 \130
複勝 5 \100 / 2 \260 / 4 \180
枠連 2-5 \1070 (4)
馬連 02-05 \1020 (4)
ワイド 02-05 \380 (4) / 04-05 \250 (2) / 02-04 \930 (12)
馬単 05-02 \1240 (4)
3連複 02-04-05 \1730 (5/165)
3連単 05-02-04 \5410 (14/990)
ジャリスコライトにとっては、勝って当然と言わんばかりのメンバー構成とはいえ、なんと1.3倍の圧倒的1番人気なると、僕はどうしても不安を感じずにはいられなかった。何しろ、鞍上の北村と言えば、藤沢厩舎という花形厩舎に所属しているにも関わらず、デビュー以来、重賞で1番人気馬に騎乗したことは、たった6度しかなかったのだから。しかも、その戦績は(1,0,0,5)だから、とても信頼がおけるものではない*1。さらに、今回は、かつて未経験の単勝1倍台、それも1.3倍だ。北村にかかるプレッシャーは生半端なものではなかっただろう。
しかし、ここではやはり馬の格が違ったようだ。馬群の中に入れて競馬をしていたため、「また勝負どころで前が詰まるんじゃないか」という不安を覚えたが、少頭数ということもあり、直線は難なく抜け出してこれた。勝ちタイムも上がりタイムも平凡で、正直、それほど強さを感じなかったが、今の中山の芝状態では、鮮やかに勝つことは困難で、とにかく勝ったということが重要だと思う。いずれにしても、真価が問われるのは、次のレースだ。今回もプラス体重になってしまっていたように、冬場の仕上げに疑問が残る藤沢厩舎だけに、春以降の成長に期待したい。
2番人気のニシノアンサーは、全くいいところなく惨敗。最初に若干立ちおくれて、主導権を握れなかったのが痛い。逃げられなかったということも大きいだろう。ただ、先行競馬もできる馬だから、ここまでの惨敗は、力不足の露呈であるような気もする。

※京都日経新春杯は、前走で一皮むけた気がするアドマイヤフジが見事に差しきって重賞初制覇。今年に入ってから不調を囲っていた福永も、これで吹っ切れることだろう。2着スウィフトカレントを挟んで、3着にはインティライミが入った。弱い世代と揶揄されている4歳世代だけれど、これから逆襲がはじまって欲しい。

*1:1度勝っているだけ凄いじゃないかという考え方もできるかもしれないけれど…。ちなみに勝ったレースは2000年の新潟記念。増沢厩舎のダイワテキサスで制している。


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