- ペンの日
今日は、ペンの日である。
英語の授業でまず最初に覚えたフレーズは?と聞けば、おそらく、多くの人が
This is a pen
と答えるのではなかろうか。
これが、僕には昔から疑問だった。
「これはペンです」などというフレーズは、例えば外人と話す機会があったとしても
一生使わない会話だと思う。
いや、日本人にだって言わない。ペンなんて、見れば判るだろう誰でも。
どうせなら区別がつきにくいものとして、
This is a poisonous mushroom(これは毒キノコです)
とでもした方がわかりやすかったのではないだろうか。*1
と、話がそれた。ペンの話だ。
「ペンは剣よりも強し」というのは、非常によく知られた格言であるが、
これは《言論が人々の心に訴える力は武力よりも強い》という意味で、
ペンが言論の象徴となっている。
しかし、最近は、作家でも殆どがパソコンなどでの文字入力に変わって
きているようだ。
これも時代の流れとはいえ、少し寂しい気はする。
僕も最近は、ペンで文字を書く機会がめっきり減ってしまった。
文具はとても好きなので、東急ハンズなどで目新しいペンを
見つけると、すぐに購入してしまうのだけれど、日常的に使う
機会はだんだん減りつつある。
パソコンを常時持ち歩くわけにはいかないから、メモとペンが
重要な存在であることは変わりないけれど、りなざうがあれば、
ちょっとしたメモ書きはできてしまうからだ。
*1:そんなことはない