札幌記念勝利からの参戦は、あのエアグルーヴと同じ道。
人気薄をあざ笑うかのように、ヘヴンリーロマンス天皇賞制覇。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | ||
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1 | 1 | 1 | ヘヴンリーロマンス | 牝5 | 松永幹夫 | 56 | 2.00.1 | 8-8-8 | 32.7 | 14 | |||
◎ | 2 | 7 | 13 | ゼンノロブロイ | 牡5 | 横山典弘 | 58 | 2.00.1 | 頭 | 6-6-8 | 32.7 | 1 | |
3 | 6 | 12 | ダンスインザムード | 牝4 | 北村宏司 | 56 | 2.00.1 | クビ | 4-3-3 | 33.3 | 13 | ||
4 | 3 | 5 | $ | アサクサデンエン | 牡6 | 蛯名正義 | 58 | 2.00.3 | 1 | 4-5-5 | 33.2 | 9 | |
▲ | 5 | 7 | 14 | スイープトウショウ | 牝4 | 池添謙一 | 56 | 2.00.4 | 1/2 | 11-10-10 | 32.8 | 4 | |
★ | 6 | 5 | 10 | ハーツクライ | 牡4 | ルメール | 58 | 2.00.4 | クビ | 8-10-10 | 32.8 | 2 | |
△ | 7 | 2 | 4 | ハットトリック | 牡4 | ペリエ | 58 | 2.00.5 | クビ | 11-12-13 | 32.6 | 11 | |
8 | 6 | 11 | ストーミーカフェ | 牡3 | 四位洋文 | 56 | 2.00.6 | 3/4 | 1-1-1 | 34.1 | 15 | ||
消 | 9 | 3 | 6 | $ | タップダンスシチー | 牡8 | 佐藤哲三 | 58 | 2.00.6 | ハナ | 2-2-2 | 33.9 | 6 |
10 | 4 | 7 | ホオキパウェーブ | 牡4 | 藤田伸二 | 58 | 2.00.6 | ハナ | 6-6-5 | 33.4 | 12 | ||
11 | 8 | 18 | バランスオブゲーム | 牡6 | 田中勝春 | 58 | 2.00.7 | クビ | 3-3-3 | 33.8 | 16 | ||
△ | 12 | 8 | 16 | サンライズペガサス | 牡7 | 後藤浩輝 | 58 | 2.00.7 | クビ | 11-8-7 | 33.4 | 5 | |
△ | 13 | 1 | 2 | スズカマンボ | 牡4 | 安藤勝己 | 58 | 2.00.8 | クビ | 8-12-13 | 32.9 | 8 | |
14 | 7 | 15 | テレグノシス | 牡6 | 勝浦正樹 | 58 | 2.00.9 | 1/2 | 15-16-16 | 32.8 | 7 | ||
○ | 15 | 2 | 3 | リンカーン | 牡5 | 武豊 | 58 | 2.00.9 | クビ | 14-15-16 | 32.8 | 3 | |
16 | 4 | 8 | キングストレイル | 牡3 | 福永祐一 | 56 | 2.01.1 | 11/4 | 17-18-18 | 32.7 | 10 | ||
17 | 8 | 17 | アドマイヤグルーヴ | 牝5 | 上村洋行 | 56 | 2.01.1 | ハナ | 15-12-12 | 33.3 | 17 | ||
18 | 5 | 9 | メイショウカイドウ | 牡6 | 幸英明 | 58 | 2.01.3 | 11/2 | 17-16-15 | 33.3 | 18 |
LAP | 13.4-11.5-12.1-12.5-12.9-12.3-11.8-11.0-11.2-11.4 |
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通過 | 37.0-49.5-62.4-74.7 | 上り | 70.6-57.7-45.4-33.6 | 平均 | 1F:12.01 / 3F:36.03 |
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単勝 | 1 \7580 |
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複勝 | 1 \1350 / 13 \130 / 12 \970 |
枠連 | 1-7 \2200 (8) |
馬連 | 01-13 \12340 (37) |
ワイド | 01-13 \3550 (35) / 01-12 \14660 (102) / 12-13 \2290 (24) |
馬単 | 01-13 \47290 (101) |
3連複 | 01-12-13 \141100 (239/816) |
3連単 | 01-13-12 \1226130 (1667/4896) |
いやはや驚いた。
去年を境に、天皇賞は牝馬向きのレースに生まれ変わってしまったのだろうか。
それとも、牡馬がだらしなくなってきたということなのだろうか。
最後の直線、ダンスインザムードが抜け出してきたときは、ここ1年惨敗続きの
馬とはとても思えないと、目を疑った。
しかし、それを外からゼンノロブロイが堂々と交わしていった時は、これで典も
ダービーの借りを返せるな、と思ったのだ。
そして、9年前のサクラローレルの借りも。
しかし、刺客は、まだ内に控えていた。
なんとなんと、14番人気のヘヴンリーロマンスが、もの凄い脚で
伸びてきて、最後の最後で、ゼンノロブロイを交わし去ったのである。
これには本当に驚いた。
エアグルーヴと同じく、牡馬混合の別定重賞である札幌記念を勝って
いるのだから、人気がなさ過ぎではあると思ったが、まさか、トップまで
突き抜けるとは思わなかった。
1着馬、3着馬が人気薄牝馬ということになり、2着に1番人気の
ゼンノロブロイが入っているにもかかわらず、3連単は、なんと、
122万6130円の大万馬券になった。
これについては、言いたいこともあるのだけれど、愚痴になるので、
別に書くことにしたい。
それにしても…
先週は、本命馬に敢然と挑んだ最高の騎乗で2着。
今週は、本命馬に乗って万全の騎乗をして2着。
2ちゃんねるなどの心ないメディアでは、典はわざと2着を狙っているの
ではないかという書き込みや罵倒が溢れている。
僕はそれを読むたびに悲しくなる。
今回、誰よりも悔しいのは典自身だろう。
最後の最後でツメが甘くなったのは、馬が完全に仕上がってなかった
からではないかとも思えるからだ。
でも、心優しき勝負師のノリは、決して馬のせいにはしない筈だし、
汚名を晴らすチャンスもない。*1
ナーバスに落ち込んでしまうことが多い騎手だけに、今後の
ことが心配である。
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ここから下は単なる愚痴である。(読み飛ばし推奨)
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悔しくて、眠れそうにない。
馬券としては、◎○▲★の2頭軸→△の3連単マルチ馬券で広めに
流すことに決めた。◎○▲★のうち、2頭が3着までに入ってくれれば、
薄め△が来た時に高配当になるという算段だ。
ダンスインザムードは、予想の段階では印を保留したが、懸念していたパドックでも
悪くは見えなかったので、△の1頭に加えていた。
そしてもう1頭、ヘヴンリーロマンスは、札幌記念を買っている割に、あまりにも
人気がないことに気がついて、最後の最後に△を加えたのである。
いったい、何個△を加えれば気が済むのかと呆れながら。*2
このままだと、ヒモ馬同士だからまるで当たっていなかったのだけれど、
スイープトウショウの馬場入り風景を見て、僕は大いに心が揺れた。
なんと、スイープは、本馬場追いができなかったのだ。
あんな状態では、3着までに入るのはきつかろう。
ということで、僕は▲のスイープトウショウを2頭軸から△に格下げした。
そしてその瞬間、△のダンスインザムードを▲に格上げしようかと、迷ったのだ。
競馬予想TVで、井内とヒロシが強力に推していたのも思い出して。
しかし、10秒ほど悩んだ後、すぐさま最近の乱調ぶりがフラッシュバックして、
無駄に資金を使わないようにと考え直してしまったのだ。
ほんの一瞬の判断。
例えばその日が雨ならば逆だったかもしれないというぐらいの、軽い、薄い判断だ。
締切まで残り時間が数分しかなかったということもあるが、「迷ったら買い足せ」を
基本信条*3としている僕なのに、なぜこの時だけ倹約の方に心が揺れたのか。
本当に悔しい。
あの時、素直にダンスインザムードを▲に格上げしていれば、◎ゼンノロブロイ、
▲ダンスインザムードの2頭軸マルチで、ヒモ候補の△にはヘヴンリーロマンスが
入っているから、あの3連単が的中していたことになる。
競馬にタラレバが禁句なのはわかっているが、わずか10秒の迷いで、すり抜けた
122万円…あぁぁ、眠れない。