餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ホームビデオ記念日

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10月29日 今日は何の日〜毎日が記念日〜

1969年。今から36年前の今日、ソニーと松下電器が家庭用VTRの
開発を発表した。


松下電器とソニーで規格が異なったため、VHS対ベータ戦争となって
いたことは鮮明に覚えている。
「テレビを録画する」ということでは同じなのに、双方に互換性がないから、
どちらかを選択するしかなかった。
僕の実家では、VHSが選ばれた。その頃の、僕はまだ子供だったから選択権は
なかったのだが、子供心には、ベータの方がコンパクトで格好いいのになぁ、と
思っていた記憶がある。


いつしか、一般市場からベータは消え去り、ビデオと言えばVHS方式を
指すことになった。
ソニーの技術力より、松下の販売力が勝った、というのが世間の一般的な
論調だったと思う。
しかし、そんなビデオ時代も終わりを告げて、今やすっかりDVD時代だ。
現時点ではDVDの規格は統一されているのだが、次世代DVDは、またしても
2つに分かれてしまった。


ブルーレイディスクか、HD DVDか。
ビデオでは敵味方に分かれたソニーと松下が、今度はタッグを組んで
いて、実に強力である。
そのせいもあってか、いったんはHD DVD陣営についたハリウッド映画界が、
ブルーレイディスク側に流れ、今やブルーレイディスクが圧倒的に優位な
状態となっているようだ。


しかし、HD DVD陣営の東芝はマイクロソフトやインテルなどパソコンメーカーとの
提携を図っており、強気の姿勢を崩していない。


一時期は、規格統一の流れも見られたのだが、こうなってしまうと、もはや
修復不可能だろう。
消費者不在のこの戦争が、この先いったいどうなっていくのか、非常に気になる。


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