- 光化学スモッグの日
1970年代に初めて発生した光化学スモッグは、その後大きな社会問題に
なったこともあり、しばらくは沈静化していたようだ。
しかし、それがまた、最近復活してきているという。
その原因は、いったい何なのだろうか。
工場と車の排気ガスは大きな規制を受けた筈だが、それにも関わらず
今になって再発してきているという理由は、よくわからない。
ただ、僕は思うのだ。
工場の排気ガスは、大きく規制されたことは間違いないが、車の
排気ガスについては、まだまだ規制が足りないのではなかろうかと。
未だに黒い煙をまき散らして走るディーゼル車が存在しており、
そういった車の煙を吸い込むたびに、叩きつぶしたいくらいの衝動に
とらわれるからだ。
もちろん、光化学スモッグ増加の原因は、車の排気ガスだけではない
かもしれない。しかし、未だに排ガスをまき散らしている車が走って
いる現状以上、それが原因のひとつであることは間違いない。
夏はただでさえ暑くて不快な時期なのに、光化学スモッグまで発生
するとなっては目も当てられない。
「人災」であることは間違いないこういった原因が、一刻も早くこの
世からなくなることを、僕は願っている。