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TBS部長が記事盗用

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ばれないとでも思っていたのだろうか。

TBS部長が新聞記事17件盗用・「外部執筆」と偽る


 TBSの公式ホームページのコラムが新聞記事を盗用していた問題で、同社編成制作本部スポーツ局の担当部長(47)が、読売新聞や朝日新聞、毎日新聞の計17本の記事を盗用し、コラムを執筆していたことが11日、わかった。部長は盗用発覚後の社内調査に自ら書いたことを隠し、外部の契約ライターが盗用コラムを書いたように偽装していたという。

 TBSは「記事の盗用というあるまじきことを繰り返し、しかも当初自らの責任を転嫁する虚偽の説明をしたことは誠に遺憾で厳正に対処する」とコメントしている。

 TBSは10日、ホームページのスポーツページに掲載した編集長コラム「DUGOUT」で、読売新聞の記事1本からの盗用があったと発表。しかし、11日夜になって、新たに読売新聞4本、毎日新聞11本、朝日新聞1本からの盗用があったと訂正した。現時点での盗用本数は計17本に上っている。
【5/11 NIKKEI NET】

例えばこのブログのような泡沫コラムならまだしも*1、TBSという名だたる大メディアが、
朝日、読売、毎日という、これも大メディアの記事を盗用していたということに、驚いた。


しかし、もっと驚いたのは、外部のフリーライターが盗用コラムを書いたように
偽装したことである。


今や、誰でもが情報を簡単に発信、入手できる時代だ。
そんなちゃちな偽装など、すぐに見破られるに決まっているではないか。
いやしくも、かつては報道のTBSとまで言われた局の部長が、そんな
簡単なことにさえ気がつかなかったということが、僕には信じられない。


この問題について、今日のTBS公式ホームページではどういうスタンスで
臨んでいるのかと確認してみたところ、トップページやニュースのページでは
完全に黙殺されていた。


http://www.tbs.co.jp/


問題のコラムが掲載されていた、スポーツのページ
http://www.tbs.co.jp/sports
には、お詫びのコメントが掲載されているが、それで済まそうと
しているところに、こういった盗用が生まれる甘い体質があるの
ではないだろうか。


盗用に加えて、偽装という問題まで起こしてしまっているのだから、
自社の媒体でもニュースとして報じるべきだし、トップページでしっかり
謝罪するぐらいの姿勢が必要だと、僕は思う。

*1:といっても、盗用を是認しているわけではない。盗用は許されないことだし、記事の転載については、引用として認められる範囲を守るように心がけているつもりだ。


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