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渡辺満里奈結婚

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おニャン子クラブ最後の大物、渡辺満里奈が、ついに結婚することになったようだ。

タレントの渡辺満里奈さん(34)と人気お笑いグループ「ネプチューン」の名倉潤さん(36)が近く結婚することが5日、分かった。6日にそろって会見する。
 2人はバラエティー番組「銭形金太郎」で知り合った。渡辺さんは仕事を続ける予定という。
 渡辺さんは東京都出身。「おニャン子クラブ」のメンバーから歌手デビュー。テレビ番組の司会のほか、エッセイストとしても活躍している。
 名倉さんは兵庫県出身。「ネプリーグ」など多くのバラエティー番組に出演している。
【共同通信】


渡辺満里奈がおニャン子クラブに登場した時の衝撃は忘れられない。
とにかくメチャメチャに可愛かったからだ。
司会のとんねるずが、まさに贔屓とも言えるほど、マリナに執着していたのも
納得できるくらい、光っていた。
少し前に登場していた渡辺美奈代とともに、Wワタナベで売り出そうともして
いたような気がする。
とにかく、満里奈という名前が良い。一度聞いたら忘れられない、良い名前だ。
「マリナ」という響きがいいし、漢字になった時のイメージも素敵だ。
これが本名というのだから、少し驚く。
生まれながらにして、両親が芸能人を意識していたのではないかと思うほどだ。


ただ、こういった可愛いタイプの芸能人は、歳をとってくると進路が難しく
なってくることは確かだ。
可愛いだけでは生きていけないのが芸能界。
ある程度年齢を重ねた時、生き残っていくためには、他の才能が必要だ。


「深呼吸して」や「ホワイトラビットからのメッセージ」で見せた歌唱力は、
若さゆえに許されるレベルだったし、演技がそれほど上手いようにも見えない。
正直、おニャン子解散以降は、すぐに消えてしまうのではないかと思った。


しかし、マリナは意外にしたたかだったのだ。
北野武の「たけしの誰でもピカソ」や古舘伊知郎の「おしゃれカンケイ」と
いった人気番組のアシスタントにおさまり、実にそつなくその役割を
こなしてきた。


でしゃばらず、それでいて、ほどほどのトークができるという点がポイント
なのかもしれないが、そういうタレントであれば、他にもいくらでもいる。
おそらく、過去とんねるずに可愛がられた経験を大いに生かして、北野武や
古舘伊知郎に「気に入られる」社交術、処世術を身につけていたのではないか
と、僕は思っている。


正直、想像以上にしたたかなのだ、マリナは。


まず、台湾に目をつけたところが凄い。
これがハワイやニューヨーク、パリといった芸能人御用達の都市ではなく、
台湾というところに新鮮味がある。
競争相手が少ないだけに、今や「台湾」と言えばマリナと言えるぐらいの
存在になってしまった。
台湾の食べ歩き番組などにはいつも登場しているし、台湾に関連したエッセイ
まで出版して(しかもそこそこ売れて)いるのだから、もはや、無敵だ。
いいところに目をつけたものだと思う。
食べ歩きは女性の永遠のテーマとも言えるから、今後いくら歳をとっても
このネタで生きていくことができる。


しかし、マリナが凄いのはそれだけではない。
ここからさらにもう1歩進んだところなのだ。


台湾で美味しい物を食べ歩く→当然太る→痩せなければいけない。


と考えるのは当然の流れだが、ここで凡百のタレントが考える「ダイエット」と
いう道を選ばなかった。
ダイエット本は確かに売れるが、そのためには、ダイエット前に印象深く
太っておく必要がある。
まず、太った姿を一般にさらけ出さなければ、効果が薄いのだ。
おまけに、天知真理のようなリバウンド地獄に嵌ってしまう危険性もある。
(あれはあれで話題作りとしては見事なものだと思うが)


で、マリナはどうしたか。
なんと、「体を鍛える」という手法に出たのである。
これには驚いた。
可愛いだけのタレントだと思っていた渡辺満里奈が、トレーニングの
道を選んだのだから。


この戦略は見事にハマった。
フィットネスクラブTIPNESSのイメージキャラクター*1に選ばれたり、
ターザンの表紙を飾ったりすることになったのだから、大成功と
いっていいだろう。


実にしたたかな女なのだ、渡辺満里奈は。


結婚記者会見は、名倉潤と出会うきっかけになったというレギュラー番組
「銭形金太郎」の番組終了後、生で行うという。
これで、番組の注目度は俄然高まるだろう。
結婚する2人が、今後も番組を続けることでの話題性は計り知れない筈だ。


さすが、というしかない。


満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾 (新潮文庫)

*1:2004年まで。今年から佐藤江梨子(サトエリ)に交代している


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