最近まで、メールを備忘録代わりによく使っていた。
会社から自宅のメールアドレス宛にメールを送っておけば、
家でメールを確認した際、思い出すことができるからだ。
メモだけではなく、資料なども添付することで、仕事の
続きを行っていたこともあった。
しかし、最近は、家にくるメール（というかSPAM）の量が
多すぎて見逃してしまうことがあることと、データの持ち帰り
には、ipod shuffleを使っているので、自分宛にメールを
送ることは殆どなくなってしまった。
愛用のBeckyでは、自分からのメールアドレスが振り分けられる
ような設定にしていたが、そのフォルダも見なくなっていたのだ。
しかし、今日久しぶりに《自分からの送信》フォルダをチェック
して、僕は愕然としてしまった。
ことの経緯はこうだ。
いつものように、beckyのNews Ticker*1で、僕は新着のメールタイトルを
つらつらと眺めていた。
新着メールといっても9割以上がSPAMだから、重要なメールを見落とさない
ようにするためには、再度のチェックが必要なのだが、それでも多少の
参考にはなるからだ。
Nortonが正確にチェックをしてくれれば、Norton AntiSpamという
冠がついているメールはチェックしないで済むから、少しだけ確認が
楽になる。
最近は、Norton AntiSpamの精度がかなり上がってきたようで、前の
ように、重要なメールがSPAM化されることは少なくなった。
しかし、それでもAntiSpamフィルタをすり抜けてくるSPAMは数多く、
不愉快な思いは残っている。
今朝も「我慢してませんか？」などというメールが、AntiSpamフィルタに
かからず受信されていたので、一応中身を確認してみた。
一人で寂しいですよね？
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ぐぉー、100％SPAMではないか、これは。
しかも、工夫もなければ面白さも何もない、単なる不愉快なだけの、
僕の一番嫌いな、投げ捨て系SPAMである。
何が「一人で寂しいですよね？」だ。大きなお世話だっての。
こういったSPAMは、メールアドレスもふざけた名前で送って
くることが多い(例えばwarikirigyakuen@yahoo.co.jpとか）ので、
一応差出人名をチェックして、僕は驚いた。
なんとそこには、自分のメールアドレスが表示されているではないか。
僕は目を疑った。こんなことがあっていい筈はない。
今時の若者言葉で言うなら、まさに「ありえな〜い！」だ。
嫌な予感がして、《自分からの送信》フォルダをチェックしてみると、
そこには、僕が差出人となっているSPAMメールが溢れていたのである。
僕は、本当に愕然としてしまった。
※画質が悪くてわかりにいのだけれど、送信者も受信者も自分宛になっている。
ややあって、この原因を追及すべくgoogleで検索をかけてみると
いとも簡単に原因がわかった。
検索でヒットした有益な情報サイトをいくつかチェックしてみて、
総合的に、僕は以下の結論を得ることができた。要は、
インターネットの世界では差出人の詐称など容易で、それが自分で
あっても何ら驚くにはあたらない
ということのようだ。
最初は、自分が差出人として、大量のメールがばらまかれているの
ではないか、だとしたら、これは犯罪だ！冤罪だ！とも思ったのだが、
どうやらこれは、冤罪アドレスまがい型迷惑メールというもので、
自分にしか送られていないらしい。
とはいっても、この腹立ちは収まらない。
あまりに不愉快なSPAMが、自分のメールアドレスで送られてくる
ことを、どうしても生理的に納得できないのだ。
何とかこれを取り締まる方法はないのだろうか。
*1:受信している新着のメールが電光掲示板のようにスクロールされて表示される便利な機能
