餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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チューリップ賞

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桜花賞トライアル、チューリップ賞。


重賞になってからの歴史は12年と浅いが、指定オープンの時代から
桜花賞に直結する重要なレースをして名を馳せていた。


この10年間の勝ち馬で、桜花賞馬となったのは、意外にもテイエムオーシャン
ただ1頭なのだが、エアグルーヴやスイープトウショウが含まれているから、
見過ごせない。
さらにこのレースが重要なのは、ここで勝てなくても本番桜花賞で巻き返したり、
開花したりする馬が含まれていることだ。
ここ10年で3着までに入った馬には、ダンスパートナー、メジロドーベル、
スティルインラブといった、そうそうたる名牝が名を連ねており、そういった
意味でも見過ごせないレースと言っていい。


ということで毎年注目しているレースなのだが、なぜか今年は気合いが
入らないのだ。
その理由はいくつかある。


まずは何より、今年の牝馬はライラプスを中心においかけてきたので、
ここでは思い入れのある牝馬がいない、という理由が大きい。
しかし、週初めにはディアデラノビアに大きな可能性を感じていたし、
天才武豊が乗るオリエントチャームの素質も引けを取らないという
思いがあった。
この中に、名牝の原石が潜んでいるという期待は持っていて、だから、
楽しみにしていたレースではあったのだ。


しかし、それが一転してしまったのは、何より昨日関東地方に降った
ドカ雪のせいである。
雪が降ったのは、あくまで関東地方であり、阪神競馬場は良馬場
だから何の関係もないじゃないか、と思われるかもしれない。
確かに直接的には関係ないのだけれど、3月としては7年ぶりと
いう季節はずれの雪と寒さが、僕の感覚を完全に狂わせてしまった
のである。


僕にとっては、今日のチューリップ賞も重要だが、明日の弥生賞は
もっと重要なのだ。
あのディープインパクトが、3たび衝撃を見せてくれるかどうかは、
馬場状態も大きな要素と考えているから、万が一のダート変更
などがあったらたまらない。
それでも勝つのが名馬という意見もあろうが、中山芝2000メートルが
ダート1800メートルに変更されてしまうなどというのは、言語同断だ。
JRAは、そういった無神経な変更を平気で行い、しかも取り消しを
認めないという組織だから、油断ならない。
だから、昨日からことあるごとに天気予報をチェックする習性がついて
しまったのだ。
幸いなことに、今日雪は止んだが、明日はまたしても雪の予報に
なってしまった。
こんな精神状態では、とても今日のチューリップ賞には集中できない。


チューリップ賞というと、春に繋がる暖かい時期に行われるイメージも
持っていたから、そういった意味でも気合いが入らなくなっている。
ということで、今回の出走馬には何の問題もないのだが、簡単な
予想にとどめることとする。


本命はディアデラノビア。
後にエルフィンSを完勝するエアメサイアを一捻りした、白梅Sの
強さがここでは抜けていると思う。
今は素質だけで走っているような感じもあるけれど、桜花賞という
G1は牝馬の素質を問うレースだから、そこまでは一気に突き抜けて
しまってもおかしくない。


対抗にはオリエントチャームを。
なんといっても天才武豊が乗ることは見逃せない。
確かにここ2戦の出遅れ癖は心配だ。
武は時々、トライアルと割り切ったレースをするから、それも
気になる。
しかし、ここで好勝負できないと本番出走が厳しくなるから、
そのあたりは武もわかっている筈だ。
ディアデラノビアともども、追い込み脚質だから、最後の直線で
アンカツと武豊の叩き合いになるような気がする。


有力馬2頭が後方からの競馬になるので、穴をあけるとすれば
前残りだろう。
このレースと相性がいい紅梅Sの勝ち馬で、今回人気の
オリエントチャームに先着もしているエリモファイナルの
先行に期待。
鞍上の福永にはラインクラフトというお手馬がいるので、ここは
思い切って乗れるというのもポイントだ。


その他、阪神JF4着ながら人気薄のハギノコマチと、距離さえ
持てば逃げ粘れる可能性があるコスモフォーチュンの一発。


◎ディアデラノビア
○オリエントチャーム
▲エリモファイナル
△ハギノコマチ
△コスモフォーチュン


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