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紳助復帰の期待と不安

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いよいよ島田紳助が復帰することになったようだ。

傷害事件を起こし、タレント活動を自粛していた島田紳助さん(48)が、来年1月から復帰する見通しになった。吉本興業が27日、島田さんの自粛期間を31日までとすると発表。テレビ局などと今後の予定を話し合うという。
 島田さんは吉本興業の女性社員に対する傷害罪で、9日に略式起訴された。同社は「女性社員との示談はまだ成立していないが、島田が誠実に対処していることが認められる」としている。

僕は島田紳助の軽快な聡明さが好きなので、この事件についてずっと経過を
追いながら、復活を願っていた。
だから、基本的にこのニュースは嬉しい筈なのだが、どうにも素直に喜べない
部分があった。今回の記事の中で、以下の部分がひっかかるからだ。


それは、吉本興業からのコメントとして発表されている
「女性社員との示談はまだ成立していないが、島田が誠実に対処していることが
認められる」の箇所だ。


示談が成立しないままで復帰させてしまって本当に大丈夫なのだろうか。
相手の動向が明らかにされず、吉本側からの見解だけで。


紳助が誠実に対処しているだろうことは、これまでの経緯を見ていれば明らかだ。
今になってわかったことではない。
誠実な対処が復帰の理由なら、もっと早いタイミングの復帰もあった。
それがここまで長引いてしまったのは、相手側が、傷害の状態を偽証してまで
紳助をおとしめようとしてきたからではなかったか。
これについては過去に言及(http://d.hatena.ne.jp/ICHIZO/20041210)したから
今回詳しく書かないが、これだけの厄介な相手だ。
今更素直に示談に応じるとは、僕にはとても思えないのだが。


少なくとも何らかの秘策を使って、示談の見通しは立っている(だからこその
発表)と信じたいが、もしもそうでなく、吉本側からの都合による復帰であるなら、
著しく危険だと僕は思う。
こんな曖昧な状態で復帰をしてしまったら、使う場面が難しいし、相手に手記などを
発表されようものなら(いかにも発表しそうだし)ゴタゴタが再燃する可能性もある
からだ。


聡明な紳助のことだから、うまく乗り切れる可能性もないとは言えないが、
傷害罪という罪を背負ってしまった今、そして、いつ火がつくかもしれない
爆薬を抱えたままの状態で、あの切れ味を再び発揮できるのかどうか、
どうにも不安が残る。


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