何度も書いていることだが、地震は、本当に恐い。
津波で９２００人超死亡 日本人２０人が不明
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【ジャカルタ２６日共同】インドネシアのスマトラ島沖で２６日、マグニチュード（Ｍ）８・９の巨大地震が発生、最大で高さ１０メートル級の津波がスリランカなどインド洋沿岸の少なくとも７カ国を襲い、死者総数は９２００人を超えた。
バンコクの日本大使館によると、タイ南部の人気リゾート、プーケットなどで日本人約２０人が行方不明になり、うち１０人は波にのまれた可能性が高いとして確認を急いでいる。
旅行会社エイチ・アイ・エスによると、同地域で日本人ツアー客２人がけがをした。ＡＰ通信などによると、スリランカで約４５００人、インドで約２０００人が死亡、インドネシアやタイでも被害が拡大。インド洋沿岸全体で数百万人が避難するなど影響を受けた。タイ南部の不明者は約２８００人。各地で外国人を含む多数が行方不明になっており、死者数はさらに増える恐れがある。
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地震が起きたのはインドネシアのスマトラ沖だが、津波の猛威により、
スリランカやインド、タイ、マレーシアなど近隣諸国も巻き込んだ
大惨事になっている。
津波が恐ろしいのは、その地域で「地震を感じていなくても」襲ってくるという
ことで、地域住民たちが独自の判断で身を守ることは非常に難しい。
そのため、情報伝達の僅かな遅れが大きな被害を巻き起こしてしまうのだ。
建物倒壊、火災、そして、津波。本当に、地震は恐い。
それにしても、マグニチュード８．９という数字は強烈すぎる。
記憶に新しいあの新潟中越地震がＭ６．８、あの阪神大震災でもＭ７．３だから、
Ｍ８．９という数字がいかに強烈なものかわかる。
地震の恐ろしさを改めて思い知らされた。
被害にあった地域のことを考えると胸が痛んで仕方がない。
これまで僕は、いつ起きても不思議はない首都直下型地震の恐さを憂えてきたけれど、
海洋型地震の凄さ、恐さについても、気を引き締める必要があると感じた。
