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今年の漢字は「災」

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毎年、この漢字が発表されると「年の瀬なんだなぁ」と感じる。

日本漢字能力検定協会(京都市下京区)が全国公募で選ぶ「今年の漢字」が13日、東山区の清水寺で発表され、応募の最も多かった「災」の文字を森清範貫主が色紙に揮毫(きごう)した。

 ◇10回目を迎える今年の応募は過去最多の9万1630通。新潟県中越地震や台風などの天災、イラクの人質殺害から「災」が2割強を占め、「韓流ブーム」にちなんだ2位の「韓」を大きく引き離した。

 ◇「災害に対して心一つに力を合わせ平和な世の中を築き、来年こそはいい文字を揮毫したい」と森貫主。

今年は、新潟の大地震だけでなく、台風被害も凄かったので、「災」と
いう結果は頷ける。まさに、今年を象徴する漢字だと思う。
でも、よく考えると、あの大震災からまだ2ヶ月も経っていないのだ。
募集締切は12月初旬だったようなので、もしも、あの大震災の
時期が少しでも遅れていたら、「韓」になっていた可能性もあったという
ことだろうか。それだと誰もが大きな違和感を感じていた筈である。
もちろん、そんな仮定をわざわざする必要はないのだが。


今年の漢字が、本当にその年の世相を表してきたのかどうか、気になったので
ちょっと遡って調べてみた。

1995年「震」
1996年「食」
1997年「倒」
1998年「毒」
1999年「末」
2000年「金」
2001年「戦」
2002年「帰」
2003年「虎」

こうやって漢字だけ並べてみると、「わかるようなわからないような…」と
いう感じだ。(洒落ではない)
昨年の「虎」は流石にわかりやすいが、あとは解説が必要な漢字も多いのではないか。
僕は1996年の「食」など、まるでわからなかった。
その年の解説を読むと、《O−157食中毒事件や狂牛病の発生(*注)税金と福祉を
「食いもの」にした汚職事件の多発。》なんて書いてある。
O−157と狂牛病はわからなくもないが、税金と福祉を「食いもの」にしたから、
「食」っていったいなんだよ。笑点の大喜利か、これは。


今年の漢字「災」の選定理由や20位までの投票結果、過去の漢字の解説などは、
以下のページにまとめられている。

http://www.kanken.or.jp/kanji/kanji2004/kanji.html#C


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