餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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抜くべきか、抜かざるべきか

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激痛に苦しんでいる。右奥歯の痛みである。
昨日の朝、紳助のことを書いていた時は、それほどでもなかったのだけれど、
午後からはまさに地獄。
猛烈な歯の痛みで、仕事もままならなかった。
口の中に唾がたまってうまく話すことができないほど。

痛みは、夕方になるほど激しくなり、夜は目眩がおきるほど
ひどい状態になった。
物を噛むことなど考えられない状態になってしまったので、食事も
できず、夜はプロテインドリンクだけを飲んで無理矢理眠った。

そんなに歯が痛いのであれば、夜も眠れなかったのではないかと思われるだろう。
しかし、僕は自分でも異常と思うくらい寝付きがよいのだ。
案の定、寝床で「痛い!痛ぁい!」と苦しんでいた、その次の瞬間には
眠りに落ちていた。


で、今朝。若干良くなってきているような気がしたのだが、でも
右の奥歯はまだ疼いていた。
これが、単なる虫歯のせいであるのならば、歯医者に行けばいいだけの話だ。
でも、違うのである。
この痛みは、歯医者にて作られた痛みなのだ。


元を返せば木曜夜。右の奥歯に穴があいているような感じになったので、
僕は行きつけの歯医者に出かけた。
1年ぶりの歯医者である。
レントゲン写真で右奥歯の状況を示されたのだが、僕がよく理解していないと
みた歯科医は、僕の口の中に小さな鏡を入れ、さらに手鏡まで僕に持たせて
状況を確認させながら、こう言った。


「神経ぎりぎりまで虫歯が浸食しています。神経を抜きますか?」


僕は即座に「できれば抜きたくない」と言った。
この歳になってくると、残しておけるものは残しておきたい。そう思ったからだ。
瞬間、医者の表情が曇った。
「神経を残すのは、かなり難しいんですけど…」
なら、なんで聞いたんだよ!と言いたい気持ちをぐっとこらえて
僕は、「何とかなりませんでしょうか」と言った。
「頑張ってみますが、何しろ神経ぎりぎりの状況なので、難しいかもしれません。」
医者はあくまで神経を抜きたがっていたようだ。
そのあと数十分。
僕の口の中に、ドリルやらバキュームやら注射やら手鏡やらが惜しげもなく
突っ込まれ、右奥歯にはセメントが詰め込まれて、第一次工作は終了した。


別に痛くない。きちんと噛める。なんだ、大丈夫みたいじゃないか。
最初の僕の感想はこのようなものだった。
しかしこれは甘かったのだ。


医者はこう言った。
「今は麻酔が効いてますので痛くありません。ただ、このあと痛くなって
くるようであれば、やはり神経を抜くしかないですので。痛くなったら、
また来てください。」


一昨日の夜中。なんとなく痛みが出てきたような気がしたのだが、当然、
歯医者はもう既に終わっていた。
そして、激痛に苦しんだ昨日。会議漬けで歯医者に行くことができず、
とにかく耐えるしかなかったのだ。正直、倒れるかと思った。


で、話は戻って今日。
昨日よりは若干マシな感じはしたのだが、昨晩買った鎮痛剤が効いて
いるだけかもしれず、予断は許さない状況は続いていた。
今日の午前中は歯医者が営業していたので、週末を苦しまずに過ごすので
あれば、出かけるべきだったのかもしれない。
しかし。この痛みを止めてくれるわけではなく、単に神経を殺してしまうだけ
なのだ。僕にはどうしても問題があるように思えてならない。
でも、簡単に抜きましょうと医者が言うのだから、僕が考えているほどデメリット
ではないのだろうか。


神経を抜くべきか、抜かざるべきかについての悩みを解決するべく、googleで
検索したところ、なんと18,300件もヒットした。

google:歯 神経 抜く

同じことで悩んでいる人は多いのだな、と思いつつ、僕はふと、突然あることに
気がついた。


どうして歯医者に行くまで痛くなかった歯が急に痛くなるのだ?
神経を刺激したのは虫歯ではなく歯医者のドリルなんじゃないのか?
歯医者は単に神経を抜くための布石を作ったのではないか?


疑いだしたら、そうとしか思えなくなってきたから不思議だ。
よし、ならば戦ってやろうじゃないか。
全く勘違いをしているのかもしれないが、僕はいったん思いこんだら
意固地になる性格なのだ。
どんなに神経が刺激されていても、簡単に抜くなんて決断をされて
たまるものか。
来週の診察まで、どんなに痛みがおきようと、耐え抜いてみせる。


…つもりだ。(ちょっと弱気)


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