餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(後編)

(承前)

餃子来たーーーーーっ!

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豚八戒の看板メニュー、 「華餃子」(羽根つき焼餃子)の登場だ。

何度見ても、やっぱりこのビジュアルはインパクトがある。

僕は、昨年の営業再開時に訪れて以来、約1年ぶりの再会になるので、たまらなかった。

それからあとも、感動の餃子群が次々と登場。

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「天蓬餃子」(豆腐水餃子)

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 「八戒餃子」(精進蒸餃子)

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 「明蝦餃子」(海老水餃子)

こうやって並べてみると、また食べたくてたまらなくなる。

餃子系イベントで写真を撮って紹介させていただく場合、大抵、「どれがどれやら…」というケースになることが多い。

具の種類はさまざまであっても、外見的には同じ、ということが多いからだ。

しかし、この豚八戒の餃子は、違う。餃子の種類としては5種類なのだけれど、そのどれもが、外見・味ともにがらっと変わって個性的。

この日のトリを飾ったのは、ビジュアル的に、華餃子と双璧をなす、僕のお気に入りの、これだった。

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 四川風麻辣水餃子。

「華餃子」「八戒餃子」など、他の餃子には、それぞれ特有の名前がつけられているのだけれど、この餃子だけはなぜかストレートな餃子名のみ。いったいなぜなのだろう…?

と、それは、今だからこそ気がついた疑問。この日はただ、美味しい餃子に舌鼓を打っていた。

5種5様の餃子の味がいったいどういうものかということについては…。

過去のエントリーで、家族になぞらえて(?)紹介させていただているので、興味のある方はご参照いただければと思う。 

餃子のフルコースを堪能した僕らは、やおら、次のステージに向かうことにした。

さぁ、火鍋のスタートだ。

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具材の野菜やきのこ、太春雨などは、あらかじめ会場の隅に用意されていた。

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まずは、それをテーブル上の火鍋に入れていく。

スープは、薬膳風味の白、と、麻辣がたっぷり効いた赤。そのコントラストも美しい。

火鍋開始!を1Fの厨房に向けて宣言すると、下からは、リフトを通じて、新鮮な具材が上がってくる。

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焼き豆腐、厚揚げ、がんも、湯葉、そして、つくね。

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 海老、ホタテ、と各種魚介類など。

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肉類各種。蜂の巣。

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それらがぐつぐつ煮込まれていく。

赤いスープが実に辛くて、食べると汗がとまらない。しかし、それがまたいい。

白いスープはとっても優しい味。赤いスープのあとに食べると、身体がほっこり和んだ気がする。

そして。

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 追加の肉がやってきた!

いやはや凄いボリュームだ。

この日、僕らは7人で訪れたのだけれど、4人前でお腹いっぱい。もしも人数分を頼んでいたら、大変なことになるところだった。

質量ともに申し分なく、もしも、看板餃子がなくとも、火鍋メインでやっていけるんじゃないかと思うほど。

メイン具材が一通り出てきて、それらをほぼ食べ切った後、僕らは、「火鍋の終了」を厨房にアナウンスした。

すると…。

f:id:ICHIZO:20170809040237j:plain締めの麺が登場した。

お腹いっぱいになったとは前述したが、麺は別腹だw

具材からの旨みが加わった、超絶スープで味わう麺。美味しいに決まっている。これを食べずにいられるものか。

これを投入して、スープとともに味わっていたら…。

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鍋の底が見えるような状態になってしまったw

途中で、スープを1瓶づつ追加投入したにも関わらず、だ。

いかにこの鍋が美味しかったか、ということの証明だと思う。

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デザートは杏仁豆腐。これまたクリーミーで最高。

気がつけば、時刻は10時半を過ぎていた。会は19時に始まったので、いつしか3時間半も過ごしていたことになる。

しかし、絶品餃子と超絶火鍋をつまみに、WMMの興味深い話に酔いしれまくっていたので、本当にあっという間。夢のような3時間半だった。

豚八戒は、とにかく予約を取るのが困難なので、なかなか訪れることができないのだけれど、その困難を克服できれば、夢のような時間が待っている。

いつかまた訪れることができるよう、頑張って予約競争を勝ち抜きたい。

 

 

餃子の教科書 ([バラエティ])

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あと3秒!の川内優輝に泣けた、世界陸上男子マラソン

あぁぁーーっ!と、僕は思わず声が出た。

惜しい、本当に惜しい。なんという結末なんだ、これは。

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川内優輝、日本代表ラストランとなる世界陸上。

残り数キロで順位をぐんぐん上げ、8位の選手を捉える直前…だったのに、たった3秒足りなかった。

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フィニッシュ後、倒れ込んだ川内の姿を見て、僕は涙が出そうになった。

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その後、苦悶の表情を浮かべて、車椅子へ。

自己の能力限界を超え、全身全霊を注いで駆け抜けた結果なのだ、これは。

こんな選手、他にいない。

 勝負事にタラレバが禁句であることはわかっているけれど、途中の転倒でリズムを崩していなければ、給水失敗がなければ、せめてあと500mあれば、きっと…と思わずにいられない。

これで本当に、日本代表引退なのだろうか。もう、世界を相手に日本代表として戦う姿が見られないのか。

そう思うと、どうにもこうにも切なくなる。

今回、日本代表として結果を出すべく、精も根も尽き果てるほどのつらい思いをしただろう。こんな思いは、もう味わいたくないかもしれない。それはわかる。

しかし、あと3秒まで迫った悔しさを、リベンジしたいという思いに繋がってはくれまいか。

中継の途中、彼の弟たちのコメントとして「お兄ちゃんは、言うことがコロコロ変わる」と紹介されていたことが一縷の望み。

2年後のドーハ世界陸上、そして3年後に控える東京オリンピックでも、川内の姿を見たい。

きっとリベンジできる筈の、魂の走りを。

 

 

常識破りの川内優輝マラソンメソッド (SB新書)

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絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(中編)

(承前)

とっても細い、ハシゴのような階段を上って、店の2Fへ。

その空間を初めて見た人は、誰もがきっと驚く筈。狭くてごちゃついている1F席(でも、それはそれで味がある。)とはうってかわって、とても落ち着いた空間が、いきなりあらわれるからだ。

そこに辿り着けるのは、1日たった一組。

猛烈な予約競争はダテじゃない。そんな思いを、あらためて感じる夢空間は、この日も健在だった。

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テーブル中央には、会の後半で主役となる火鍋がどんと置かれている。

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エキゾチックなオブジェたちも、以前のまま。

僕が会場に入ってほどなくすると、メンバーが全員揃ったので…生ビールを注文。

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それは、1Fから手動リフトに乗って上がってきた。

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 乾杯!

さぁ、最高の宴の始まりだ。

今回は、「はじめまして」となる繋がりも多かったので、僕らは、まず自己紹介から始めることにした。

WMMとの関わりなどを中心に、皆、それぞれが、マラソンやランニングについての思いを語った。

いやはや、皆、凄いこと凄いこと。

日本には、まだ100人もいないSix Star Finisherが3人もいるというだけで驚きだけれど、凄いのはそれだけじゃない。

皆、Six Starが最終目標ではないのだ。

それと並行しながら、世界のレースに何十戦も出場したり、ASEANのレースを制覇しようとしたり、トライアスロンやトレイルレースなどでも実績を残している強者ばかり。

まだWMM未制覇の人でも、この秋に3戦(ベルリン、シカゴ、NYC)まとめて走る人がいたりして、驚愕してしまった。

そんな凄すぎるメンバーなので、実績に乏しい僕は、殆ど話すネタがなく、餃子マラニックの件などを中心に語ってお茶を濁したのだけれどw

自己紹介の間、僕らは、まず前菜を注文した。

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 高菜と枝豆の和え物。

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 ジャガイモの細切り炒め。

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腸詰め。

本当にちょっとした小品たちなのだけれど、なかなかどうして、これはこれで結構美味しいのだ。 

ひととおり自己紹介が終わると…折角Six Star Finisherが3人もいるのだから、記念写真を撮ろうということになった。

Finisherたちは、皆、このメダルを持参してきてくれていたからだ。

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東京マラソン2016以降は、Six Star Finisherたちの栄誉を称え、Six Star完走証とともにSix Star Finisherメダルの提供も開始しました。

アボット・ワールドマラソンメジャーズ | 東京マラソン2018

Six Star Finisherの栄誉を得たものだけが得られる、輝かしい記念メダル。

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この夜は、これが3個も揃ったのだから、まさに圧巻だった。

僕は、英雄たちの写真を撮りながら、「いつかは僕も、このメダルを獲得したい!」という思いが猛烈にこみ上げてきた。

自己紹介、そして、記念撮影イベントが終わると、満を持して、この会の「もうひとつの主役」が、リフトから上がってきた。

(以下、続く。)

 

 

世界のランニングレース500 (有名シティマラソンからウルトラ、トレイルまで憧れのレースを厳選!![オールカラー512ページ])

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絶品餃子と超絶火鍋でWMMを語ろう!@阿佐ヶ谷「豚八戒」(前編)

ワールドマラソンメジャーズ。WMM。

ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティ、そして東京。

この6つのマラソン大会に加えて、オリンピックと世界選手権を加えたシリーズを戦い、2年間を1シーズンとしてランキングが決定されるシステム。

だから自然と、前述の6大メジャー大会には、世界のトップランナーたちが集うことになる。

そして、このWMMには、エリートランナーだけではない楽しみがある。

この6大大会をすべて完走したランナー(Six Star Finisher)には、各大会の記録が入ったSix Star完走証およびSix Star Finisherメダルが授与されるのだ。

僕は、去年のシカゴマラソンEXPOで、いつかこの夢を叶えたいと誓った。

東京、ニューヨークシティ、シカゴ。僕はまだ、そのうち3つを走ったに過ぎないので、あと3つ。まだまだ先は長い。

特に、4月開催のボストンとロンドンは、時期的にも費用的にも壁が高く、かなり難航しそうだと思っている。

日本人がSix Star Finisherになるためには、「東京」以外は、すべて10時間超のロングフライトをしなければならず、とにかく厳しい条件なのだ。

しかし、日本人でも凄い人はいるもので、なんと、一昨年の段階で、既に50人以上!もの日本人がSix Star Finisherになっているというのだから驚いた。

さらに、僕の友人ランナーも、去年、そして今年、とその達成者が相次いで出ているのだから、驚嘆せずにはいられない。

僕は、一生の夢になりそうなWMMについて、先達の方々のお話を伺いたいと思った。

WMM以外にも、世界のマラソンレースは沢山あって、それらに多数出走されている方を中心に、イベントを企画した。

前述の通り、僕は、単にまだ3つのレースを走ったに過ぎないので、「教えを請う」だけの立場。

なので、せめてものお返しとして、会場だけは最高の場所をセッティングしようと決めた。

「世界の」ミシュランにも認められ*1、個人的にも最高に好きな店の1つ。阿佐ヶ谷「豚八戒」だ。

僕は、5年前にこの店を始めて訪れた時、その餃子の素晴らしさに驚愕し…。

3年前には、その2Fを初めて訪問。

エキゾチックな夢空間に感動しまくりだったことを思い出す。

さらに1年後。

僕は、2Fの貸切予約でのみ、「火鍋」が注文できることを知り、オーダーしてみたところ、質量ともに想像以上のものが出てきて、感激。

看板メニューである餃子にも負けない、超絶メニューだと思った。

予約競争が本当に厳しいので、なかなか簡単に訪れることができないのだけれど、それだけの価値がある店。

だから、定期的に通いたいと思っていたのだけれど、去年の春、休業業の情報が流れて、本当にショックだった。

僕は、その休業直前に予約をとっていたので、まだ救われたけれど、その後はしばらく喪失感が続いていたことを思い出す。

その後…。

去年の秋、再開情報を聞いたときは、会社を定時で上がってダッシュ。開店前に並んで駆けつけた。

ただ、この時は、まだ2Fの夢空間はまだ再開しておらず、その数ヶ月後に再開の報を聞いて以降も、とにかく予約がとれなくて、苦労した。

しかし、今年の6月。

ついに何とか8月分の2F予約を取ることができたので、僕はその日を心待ちにしていたのだ。

来る8月1日。

その日は激しい雨が降っていたにも関わらず、店の前には人が並んでいて、相変わらずの人気ぶりを感じた。

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さぁ、1年半ぶりの2F夢空間へ。

僕はワクワクしながら、店の扉を開いた。

(以下、続く。)

 

 

世界のマラソンベスト50

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*1:ミシュランガイド東京2017のビグブルマンに選出。

ショックとダメージが尾を引いた、7月ラン振り返り…。

どうにも悔いの残る月だった。

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走行距離は、累計212km。月間目標は310kmなので、それに大きく及ばない。

いったい去年はどうだったのだろうと思って調べてみると…。

210kmだった。

だから、去年よりはわずかながら距離は多いのだけれど、その内容を詳しく比べてみると、雲泥の差があった。

去年は、上旬の、とあるイベント途中、熱中症でダウンして、その後、数日間走れなかったことが響いている。

しかし、回復してからは、意欲的に走れた。

福島遠征で、15kmの峠走を実施。月末には、猛烈な暑さの中、山北峠走も行っているから、その内容は非常に濃かったのだ。

しかし、今年は…。

累計距離こそ212kmになっているものの、峠走もレースもゼロ。

本当は一番やらなければいけない筈のスピードトレーニングが、全くできていない。

6月から少し痛み始めていた、尾てい骨周りの具合が、どうにもこうにも良くなくて、苦しみ続けた1ヶ月だった。

サロマを完走できなかったことで、精神的なショックも重なり、それが尾を引き続けたのだ。

特に上旬は、どうにもこうにも気分が乗らず、このまま全く走れなくなってしまうかと思ったほど。

そんな僕を救ってくれたのは…。

白い粉セットだった。

僕が崇拝する岩本能史先生が推奨する、グルタミンとオルニチンのセットだ。

これを毎晩呑むようになってから、明らかに、目覚めの気分が良くなったし、疲労感が薄くなった。

Jawbone UPの睡眠ログを見ても、服用後は深い眠りの割合が増えている。

だから、何とか心は折れずにすんだものの、 身体はやっぱり完調とはいえず…。

大好きな横浜港コースでも、バテバテになってしまうほどだった。

ただ、スピード練習ができない分、何とか距離だけは走っておこうと思い、毎日、夜明け前にわずかな距離をこつこつと走り続けていた。

7月は、うだるような猛暑の日が続いていたけれど、夜明け前の時間ならば、まだ耐えられる。

道ばたの猫や星空に癒やされながら、僕は走り続けた。

月、金星、アルデバランの競演を堪能できたのも、夜明け前ランのご褒美だった。

下旬の週末には、久しぶりの30kmランも敢行。

その後、河川敷ランも2回行うことができたので、緩やかながら、身体は回復してきている気がしている。

まだまだ本調子にはほど遠いし、北海道マラソンのことを考えると、不安は大きい。

しかし、何とか光明は見えてきた気がするので、秋に逆襲できるよう、今月は、しっかりと走り込んでいきたい。 

 

夜の河川敷、朝の河川敷…で、緩やかな回復を確認

先週半ば、久しぶりに夜のランを行った。

僕は、平日、基本的に夜明けの時間に走るのが常なのだけれど、ちょうど仕事が早く終わったし、特に予定もない日だったから、たまには夜にも走ってみようと思った。

日が沈んでいるときに走る、と言う点では、夜明け前も夜も同じ…ように思われるかもしれないけれど、個人的には大きく違うと感じている。

家の近所でストリートランをする場合、夜明け前は、殆ど人通りがないため、自分のペースで自由に走れる。

しかし、夜のランは、違う。

歩道は結構人が多いし、さらに自転車もいる。無灯火で走っていたりする輩もいるから、気が抜けない。

さらに。

歩きスマホ、自転車スマホ*1の人たちも多いので、それを交わしながら走るのは、ストレスがたまる。

だからあんまり夜のランは好きじゃないのだけれど、それは近所で走った時の話。

歩行者や自転車の多い道が走りにくいのならば、それが多くない道で走ればいいのだ。

と言うことで…。

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気がつけばここに佇んでいた。

写真の画質が粗くてちょっとわかりにくいのだけれど、荒川河川敷の入口になる。

ヘッドライトも準備して臨んだが、思ったほど暗くなっておらず、結局使わなくても走れた。

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いつもの場所で定点撮影。

東京スカイツリーは、ライトアップされ綺麗に輝いていた。

そんなに暑くもなかったし、ランナーさえも少なくて、非常にストレスなく走れる環境…だったのだけれど、やっぱり身体は思うように動かなかった。

どうにもこうにも、尾てい骨回り、臀部の調子が良くない。ちょっとでもスピードを出そうとすると、痛みが邪魔をする。走っていても憂鬱になる。

そのため、予定では15km走るつもりだったのだけれど…。

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12kmで断念…。

ペースも6分以上かかっている。途中、若干の写真撮影ロスがあったとはいえ、それにしても遅い。遅すぎる。

こんな状態では、本当に不安だなぁと思いながら過ごしていたのだけれど、翌日を休足日にあて、そのあとも軽くジョグ程度にとどめていたら、なんとなく身体が楽になったような気がした。

ということで、日曜日の朝、僕はもう一度河川敷に繰り出した。

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数日前と同じ場所で撮影。夜景もいいけれど、朝の情景も悪くない。

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同じく、定点ポイントでの撮影。

雲が多くて、スカイツリーが殆ど見えなくなってしまったのが残念だ。

ただ、この日はちょっと身体が動いた。

ほんの数キロ程度だけだけれど、最後はレースペースまで上げることができたので、収穫の多いランだった。

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15km。ペースはキロあたり5分38秒。

ベストには程遠い状態だけれど、ここ最近の中では一番いい。

今は全く無理する時期じゃないと思うけれど、でも、北海道マラソンまでは1ヶ月を切っている。

大好きな道マラで完走できるぐらいまでには、身体を整えておかなければならないので、緩やかでも回復の兆しが出てきたことは嬉しい。 

*1:これは本当に危ないし、許せない。

北海道マラソンの参加案内が来た!…ので、「はてブロ」ノースリーブで走ってみた

昨日、郵便で届いていた。

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北海道マラソンの参加案内だ。

悔恨のサロマ以降、僕は、身体も心も、なんとなく調子が良くない感じなのだけれど、でも、あんまり休んでいる暇はなかった。

まだまだ先だと思っていた北海道マラソンまで、気がつけば、もう、1ヶ月を切っている。

僕は、今年で7年連続7回目の出場になる。僕のマラソン人生で、最も長く出続けている大会だ。

今を遡ること6年前の2011年。僕がマラソンを始めて2年目の年。

僕は、初フルだった1月の勝田全国マラソン以降も、さまざまなレースに申し込んでいた。

しかし…。

3月に発生した東日本大震災の影響で、軒並みレースは中止。

5月の洞爺湖マラソンは予定通り開催されたので、はるばる遠征したものの、なんと、レース前日の雨で崖崩れが発生。20kmのレースに短縮されてしまった。

だから、その後に控えていた北海道マラソンだけは、無事に開催されることを願い、そして…。

なんとか完走できた時の感動は、今でも忘れない。

当時は、スタート時刻が正午。その時点で、既に気温が28.9℃もあったので、本当にきつかった。

ゴールした直後、頭がクラクラになり、倒れ込んでしばらく動けなくなってしまったが、それだけに、完走できた時の喜びもひとしおだった。

僕にとっては、忘れられない、特別なレースになったので、その後も僕は、この時期だけは何とか休暇を取得して、遠征出走を続けているのだ。

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参加案内とは別便で届いた、ナンバーカード引換証。

今年もCブロック。以前は、陸連登録しているとA,Bブロックで出走することができたのだけれど、その恩恵がなくなってしまったのは、ちょっと残念。

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引換証(ハガキ)の裏面は、誓約書になっている。

北海道マラソンは、炎天下で行われる非常に過酷な大会です。下記内容をよく読み、同意の上、ご参加をお願いいたします。

以前、初めてこの文面を読んだ時は、ちょっとびびってしまったけれど、今ではもうすっかり慣れてしまっている。

そう、僕は、「暑くなければ北海道マラソンじゃない」と思っているからだ。

炎天下の中、どこまでもどこまでも続く給水テーブルごとに、水をかぶりまくりながら走る。

それが、まさに、北海道マラソンの醍醐味だと思っている。

ただ、僕ももう歳だし、過信は禁物。熱中症にかかったこともあるので、暑さ対策は十分にしておく必要がある。

ということで…。

今日は、いつもの夜明け前ランではなく、日が昇りきってから走った。朝から日差しが強く、身体に結構応えたが、僕には大きな武器があった。

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はてブロ、ノースリーブだ。

着心地最高。腕を抜ける風がきもちいい。北海道マラソンの日も、これを着て走れるんだなぁと思うと嬉しくて、身体の痛みを少し忘れた。

今日はこれから出勤なので、あまりロングランはできなかったけれど、でも、着心地を確かめるには十分で、そして満足だった。

ちょっと失敗だったのは、バックパックで走ってしまったこと。これでは、背中の、素晴らしいデザインが見えなくなってしまうではないか。

もちろん、北海道マラソン当日は、バックパックなどは使わないが、練習においても、はてブロシャツを着る際は、装備にも気をつけて走ろうと思う(^^;

大感激!はてブロTシャツ&ノースリーブが来たーっ!!

いやぁ、嬉しい。とびきり嬉しい。最高に嬉しい。

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はてなブロガー冥利、そしてランナー冥利に尽きる究極のアイテム、「はてブロTシャツ」が届いたからだ。

今回、この素晴らしいアイテムを企画・制作してくださった、びあー (id:beer_beer)さんと、さつか (id:satsuka1)さんに、心から感謝の思いを伝えたい。

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デザイン、色合い、素材に至るまで、何もかもが素晴らしく、想像以上で、大感激。

まさに、着て走る喜びを感じられるTシャツだと思う。

あぁ、この揃いのTシャツで走る駅伝は、最高だろうなぁ。僕も出たかったなぁ…。*1

そして。

別途オーダーさせていただいたノースリーブもあわせて到着。こちらは、色などを自由に選ぶことができたので、好きな色である「赤」をチョイス。

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僕の次なる目標レース、真夏の北海道マラソンには、実に合いそうな色だ。

レースまで、もうあと1ヶ月に迫ってしまったが、僕は、どうにも尾てい骨回りの調子が良くなくて、あまりいい練習は積めていない。

しかし、このノースリーブは、僕の大きな力になってくれそうな気がする。

当日は、これを着て、灼熱の大地を駆け抜けたいと思う。

個人的には、ビールとくれば、やっぱり餃子も欠かせないので…

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ちょっとオプションもつけてみたw

もしも、はてブロTの第二弾のデザインを検討いただける機会があれば、是非、餃子も含めていただけると、個人的にはとても嬉しい(^^;

*1:今週末は、公私ともに予定があり、参加表明できなかった。無念(ノД`)。

東京スカイツリー三景と皇居の情景に救われて…久しぶりの30kmラン。

走り始めは、涼しい風が吹いていた。

例によって、夜明け前に家を出たので、空はまだ真っ暗。

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少し走った辺りで遠くを眺めると、東京スカイツリーの灯りが見えた。

スカイツリーは、荒川河川敷ランをする際、大きなシンボルマークになって、心を和ませてくれる。

ただ、スカイツリーは、もちろん河川敷だけのシンボルマークではない。何しろ、日本一高い建造物だから、東京のあちこちから見ることができるのだ。

僕の家の近くでも、ビルの隙間から、ぽつんと見えるスポットがあって、ランの間のちょっとしたスパイスになってくれている。

今日も、まだ真っ暗な情景の中に輝いていて、僕の心を和ませてくれた。

そこからしばらく走り続けていくと、だんだん夜が明けてきて…。

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新月になる寸前の有明月が昇ってきた。

月はいつでも、夜明けランの大事な相棒。それが、また、しばらく見られなくなってしまうなぁ*1と思いながら、走り続けていると…。

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またしても、スカイツリーが見えた!

ほんのりと紅い朝焼けに照らされていて、素敵だ。

僕は、まさかこんなところでまたスカイツリーが見られると思わなかったので、ちょっと驚いてしまった。

今日、僕が走っていた道は、これまで何十回と通っている、馴染みのランニングコース。

しかし、前だけを見ていると、絶対に気がつかない。今日はたまたま道の左をぼんやり眺めて走っていたら、いきなりスカイツリーの姿が見えたので、驚いてしまったのだ。

ストリートランは、時々、こういう新しい発見があるから面白い。

そこから、またしばらく走り続け、神田神保町へ。

この辺りでは、交差点から大きくスカイツリーが見える場所があるので、僕は期待しながら走り続けた。

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見えた!

朝日の後光を受けて、何だか神々しい雰囲気さえ感じる。いやはや、本当に素晴らしい。

僕は、スカイツリーに心を癒やされながら、目的地へと向かった。

神田神保町まで来ているのだから、ランナーの目的地と言えば、もちろん…。

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皇居だ。

この写真を撮った時間は、午前6時を過ぎたばかりだというのに、空はすっかり明るく、そして、もう、かなり暑い。

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そして、ランナーも沢山いた。

冬場だと、この時間の皇居外周は閑散としているのに、エラい違いだ。やはり、皆、日が高くなる前に走っておこうということなのだろう。

僕は、まだ、尾てい骨や太ももの調子が良くなくて、既にかなりバテバテだったが、これだけランナーが多いと刺激になる。

ということで、今日はちょっと頑張れた。

その後も、また少し走り続け、気がついたら、何とか30kmを走破。

練習としては、約1ヶ月半ぶりの30km走になった。

身体の調子がどうにも良くなくて、やっぱりスピードは出せないのだけれど、後半暑くなったのに、何とかこらえて、30km走り切れたということが今日の大きな収穫。

今日は、とにかく、スカイツリーと皇居の情景に救われた。感謝だ。

 

 

図解絵本 東京スカイツリー

図解絵本 東京スカイツリー

 

 

*1:夜明けの時間に月を見ることができるのは、月齢的に、満月から新月に変わるまでの約2週間だけ。

月と星を見たい!から走った夜明け前

尾てい骨の具合が、どうにもこうにも良くない。

週末にマッサージを受けた効果で、一昨日は楽になった気がして少し走った。

すると、昨日はまた痛みが再発。ランだけでなく、ウォーキングも自粛した。

完治まではもう少し時間がかかりそうな気がするので、もう少しおとなしくしていようかと思ったのだけれど、やっぱり今日だけは、少し走りたかった。

そう。

今日の夜明け前は、月と星のコラボが楽しめる筈だったからだ。

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今日のほしぞら - 国立天文台暦計算室

今日、午前四時、東京の星空。

月と金星のコラボに加えて、アルデバラン(牡牛座のα星)が、東の空に集結。

月と明けの明星のコラボレーションは、これまでにもたびたび見ているけれど、アルデバランまで揃うことはそんなにない。(…と思う)

月は、あと2日あまりで新月になってしまうから、その前に走っておきたい気持ちもあった。

それに加えて、昨晩…。

月の満ち欠け

 「月の満ち欠け」(佐藤正午)が、第157回の直木賞を受賞。ネタ的にも旬(?)だし、これは走るしかないではないかw

ということで、僕は、今日、目覚めるや否や、少し祈りながら家を出た。

なぜ祈りながらかというと、天気予報では、今日の天気が怪しかったから。

案の定、少し雲は多めで、月が見えても金星が隠れてしまったり、金星が雲から出てくると、今度は月が見えなくなってしまったりした。

しかし、僕は焦らずに、ゆっくりと、淡々と走り続けた。なぁに、夜明けまではまだ時間がある、と思ったからだ。

少し走ると、尾てい骨から太ももにかけて、やっぱり少し痛みが出てきたので、ところどころウォーキングに切り替えて進んでいると…。 

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揃った!

月、アルデバラン、金星の競演。写真だとちょっとわかりにくいのだけれど、月は幻想的だったし、明けの明星は煌々と輝いていて、とても美しかった。

あぁ、やっぱり夜明け前の星空コラボは素晴らしいなぁ…。

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月齢25日目の有明月。

1日ごとに欠け、そしてまた再び満ちていく月は本当に素晴らしい。僕はそんな月が好きで好きでたまらないので、やっぱり、「月の満ち欠け」は読んでおこうと思った。

たぶん、月に関する話じゃないと思うのだけどw

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走り終える頃には、空が朝焼けに染まってきた。

こういった情景の変化が楽しめるのも、この時間に走ることの素晴らしさだ。

空が明るくなっても、まだかろうじて月は見えるが、金星はかなり探しにくなり、もちろん、アルデバランなどは見えない。

だから、やっぱり夜明け前から走ってよかったなぁと思う。

身体バテバテ、脚ガクガクの横浜港ラン…。

 なんて日だ!

 と、小峠ばりに叫びたくなるような暑さだった。 

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沿岸のあちこちで、身体を焼いている若者を発見。

昨日、日曜日の横浜港は、うだるような暑さになっていた。まだ梅雨明けもしていないと言うのに、この気候は異常だ。

僕は、土曜の夜明けに16km走っていたし、尾てい骨の痛みも残っていた。加えて、この暑さ。

だから、正直に言うと、走りたくなかった。

しかし、折角横浜にいる以上、走りたいという気持ちを抑えることができなかった。

僕が一番好きな横浜港コースなのだから、暑くても、痛くても、きっと楽しく走りきれる!と、信じて、走りだすことに。

その情景は、いつものように素晴らしく、僕の心を和ませてくれた。

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 日本丸と大観覧車。

f:id:ICHIZO:20170716101241j:plain赤レンガ倉庫では、「横浜みらい縁日」というイベントが準備中だった。

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大桟橋から見た、みなとみらい地区の遠景。

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 山下公園。マリンタワー。

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ここでも、夜の花火イベントに向けて、いろいろな準備が行われていた。

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ということで、いつものコースを、いつものように、淡々と走ってはみたのだけれど…。

たった12km走っただけなのに、身体はバテバテ、そして、脚はガクガクになってしまった。ダメだなぁ…。

基本的に僕は、寒いよりは暑い方が好きで、昨日以上の暑さでも克服できる筈なのだけれど、今の身体は、それを受け入れてくれなかったようだ。

今日は出勤日なので、夜明けランしておくつもりが、走り出したら痛みが凄くて、とても走れず、ウォーキングに切り替えたほど。

ちょっとこれは長引くかもしれないなぁ…。

1ヶ月後、灼熱の北海道マラソンが、ちょっと不安になってきた。

 

 

サロマウルトラ2017慰労…会で甦ったあの日の悔恨

楽しい筈の、会だった。

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少なくとも、乾杯の時はそう思っていた。

気が置けないラン仲間たち、大好きな中華料理の宴。そのシチュエーションは申し分ない。

ただ、その会の名目が、「サロマ慰労会」となると話は別。

毎年、僕はこの会を楽しみにしてきたが、今年は、そんな心境になれなかったからだ。

いや、もちろん、楽しい会だったのだけれど、それと同時に、ラン仲間と話を進めるたび、あの日の悔しさが、何度も何度も甦ってきて、切なくなった。

昨晩集まったメンバーは14名。うち、あの日のサロマ100kmを走ったメンバーは7名だった。完走者4名と、リタイア3名…。

悲しいことに、泣けてくることに、僕は後者のひとりだった。

僕は、サロマ不出走のラン仲間から、「今年はいったいどうしたの?」という言葉を、何度もかけられた。

そのたび僕は「大雨だったから」「寒かったから」「低体温症の症状が出てしまったから」と繰り返す。

しかし、そんな言い訳をしながら、ちょっと違うとも感じていた。

そうじゃない。単に僕が弱かっただけだ。もう少し頑張ることができた筈なのに、僕は、雨と寒さを言い訳に、自分との戦いに負け、勝手に幕を下ろしていたのだ。

悔しい、悔しい。悔しくてたまらない。

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ラン仲間が毎年作成してくれる、サロマ星取り表。

数字は完走回数、黒丸はリタイア、ハイフンは不出走になる。僕は、毎年この表を眺めるのを楽しみにしていたのだけれど…。

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今年は、痛恨の黒星。今後、この星取り表に、永遠に残る黒星だ。

ここまで5年は、いい感じでタイムを出せていたのになぁ…。

と。

見苦しい愚痴はここまで。自分で読んでいてもなんだか嫌になるので、口直しに(?)昨日の料理写真を並べておこう。

どんな気分であっても、写真だけはしっかりとっておくのが、泡沫ブロガーの性なのかもしれないw

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前菜四種盛り合わせ。

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黒酢酢豚。この店の看板メニューのひとつ。

カリカリ感とジューシーな肉の味わいが絶妙。最高に美味しい。

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トマトと卵の炒め。ほんのり甘くて優しい味。

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ほうれんそうとピーナッツの炒め。黒酢が効いた、独特の味わい。

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麻婆茄子。肉味噌風味の甘めな味付け。箸が止まらなくなる。

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締めの焼きそば。具だくさん。特に海老が美味しかった。

この店は中華料理店なので、もちろん餃子もあるし、僕は餃子ランナーなのだから、食べたに決まっている。

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そもそも、この店の餃子は、黒酢酢豚と並ぶ看板メニューのひとつなのだ。

では、なぜ、餃子写真がないのか?と言われるかもしれない。

餃子のことだけは、サロマの悔恨を振り払って書きたい気分なのと、ちょっとした趣向(?)もあるので、別エントリーにさせていただこうと思う。

Jawbone倒産!UP亡きあと…を考えながら走った夜明け前

ショッキングなニュースが飛び込んできた。

僕がこよなく愛用しているウェアラブルガジェットのJawbone UP。

その発売元であるJawboneが、破産手続きに入ったというのだ。

まだ正式発表はなされていないけれど、複数のニュースソースで報じられているから、おそらく間違いないだろう。

Jawbone社は、しばらく前から経営不振に陥っており、UPの生産も、実質去年で終了していたため、この事態は予想できたことではあった。

だから、いずれ来る未来ではあったのだろうと思うのだけれど、僕にとって、Jawbone UPは、思い出深いガジェットだっただけに、切なさが募る。

今を遡ること、4年前。

Jawbone UPは、華々しく登場した。

発売直後から人気が爆発し、僕も、耐えきれずに衝動買いしたことを思い出す。

入手直後から、とにかく気に入って使っていたが、壊れやすいのが難点で、だから予備機は必須だと思った。

しかし、当時はとにかく人気だったので、入手は困難を極め…。

数少ない在庫店を見つけるや、往復3時間半もかけて購入しにいったこともある。それも今はいい思い出だ。

その後…。

初代UPの後継であるUP24、UP3も購入。

気がついたら、僕のモバイル引き出しには、UPが溜まりまくっていた。

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こんな事態になったのは、「とにかく故障しまくり」だったため。

どれもこれも、買っては動かなくなるの繰り返し。修理に出したりもしたが、ウェアラブルガジェットという性格上、測定を途切れさせたくなくて、予備機ばかりがたまりまくってしまったのだ。

こんなにあっても、現在まともに動くのは、手前にあるUP24ただ1つだけという有様。

ただ、このUP24だけは、なぜか(?)快調で、ここ1年以上(もっとかも)故障知らずで使い続けることができている。

ワンタッチで手に巻けるし、後継のUP3よりバッテリが持つ*1し、軽いし、癖のないシンプルデザインもいい。

僕は、とにかく本当に気に入っているのだ。

未来のないガジェットになってしまったが、動き続けてくれる限りは、まだ使い続けていきたいと思う。

そんなことを考えながら走った、今日の夜明け。

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今日は、昨日よりも雲が多かったが、その切れ間から、月は綺麗に輝いていた。

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いやはや実に美しい。

30分程度、ゆったりのんびり走った後、左腕を眺めると…。

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Garmin、Nike FuelBand、UPの3本巻きw

この3本巻き体制は、ここ数年不変だ。Nike FuelBandも市場撤退して久しいが、僕の腕では、未だに元気で、ラン後のFuel*2をしっかり測定してくれている。

UPは、手元では何の確認をすることもできないのだけれど、iPhoneアプリの出来が素晴らしく…。

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睡眠と歩数記録をしっかり管理。

定型的ではあるけれど、アドバイスもくれるので、励みになる。

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RunkeeperやWithingsなどのアプリと連動して、ランニング距離や体重も連動して表示してくれる。

頑張った時には、「ブラボー、ICHIZO!」と言ってくれたりするのだ。いやはや嬉しいじゃないか。

だからやっぱり、僕にとって、UPはまだまだなくてはならないガジェット。

これがなくなったら、いったいどうしようかなぁ…。

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【日本正規代理店品】IWOWNfit Bluetooth スマートブレスレット (ブラック)

奇しくも、AmazonのPrime dayセールでは、心拍計つきのウェアラブルガジェットが、3,960円!という驚異的な価格で販売されていた。

この価格なら、UPが壊れた時の備えも兼ねて、試しに買ってみても悪くないかなぁと思った。

…が、今日の未明に確認してみると、深夜0時から始まっていたタイムセールが、あっという間に埋まっていて、僕は間に合わなかった。

とりあえずキャンセル待ちには申し込んでみたけれど、無理だろうなぁ…。

Amazonでは、他にもまだまだ沢山のウェアラブルガジェットが販売されていて、Prime dayセール商品もあったけれど、価格と性能を鑑みると、「あえてUPから乗り換えるほどの」魅力は感じなかった。

やっぱり、まだしばらくは、UPを使い続けていこうと思う。

どうか、故障しないように、と祈るばかりだ。

*1:UP24は14日間持つが、UP3は7日間。

*2:Nike独自の活動指数。単なる「歩数」ではなく、上半身だけの運動を行った場合の活動量も測定してくれるので、便利。

目覚めスッキリ!最高の夜明けランを堪能!!させてくれた、白い粉効果に感激

まさかこんなに凄いとは。

ある程度期待はしていたものの、想像以上だった。

そう。

買ったばかりの「白い粉」。グルタミン&オルニチンの効果だ。

昨晩、僕は、これをセットで呑んで眠りについたのだけれど、丑三つ時にパッと目が覚めた。

白い粉は、昨晩飲み始めたばかりだから、今朝のスッキリ感がその効果であると断言はできない。

しかし、僕はそうだと確信している。最近、こんなスッキリと目覚めたことはなかったからである。

まだ早い時間だったけれど、もう1度眠る気分にはなれないくらい、快調。

活動量計であるJawbone UPのアプリで、昨晩の睡眠状況を確認してみると、スッキリの理由が納得できた。f:id:ICHIZO:20170710053748j:plain

眠りがとても深いのだ。

昨晩は、寝入りばなに外で酔っ払いが騒いでいたため落ち着かず、入眠こそ時間がかかっているが、いざ眠りについてからは、超熟睡。

睡眠時間は、1日の目標としている6時間に大きく届かず、たった4時間に過ぎないが、そのうち、深い眠りが3時間もある。

通常、僕の眠りはこんなに深くない。

例えば先週、同じような時間に床についた日は、こんな感じ。

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睡眠時間は今日より若干多いものの、深い眠りは1時間も少ない。深夜に1度覚醒もしている。

早朝出勤しなければいけなかったため、とりあえず起きてはみたものの、この日は、終日睡眠不足で気分が優れなかったことを思い出す。

あまりにも気分がいいので、もちろん夜明けランへ。

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夜明けの空には、満月が輝いていた。

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久しぶり、夜明けの月見ラン。最高だ。

走り続けていると、空はだんだん明るさを増して…。

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素晴らしい朝焼けも堪能できた。

僕は、この、夜から朝に変わる情景の変化が本当に好きで、だから夜明けランは止められない。

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1時間程度走ると、今日の歩数は既に1万歩近くになっていた。

平日、僕は毎日夜明けランをしているけれど、こんなにゆったりと、気分良く走れたのは、本当に久しぶりだ。

こんな効果が、今後も続いてくれるよう願って、これからも白い粉を飲み続けていきたい。


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