餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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サロマ9日前。夜明けの月に癒やされて…グッと我慢のウォーキング。

違和感は、一昨日あたりから発生していた。

どうにも、尾てい骨の辺りが少し痛むのだ。ただ、一時的なものだろうと思い、誤魔化しながら、昨日も、夜明けの時間にいつも通り走った。

しかし、それがいけなかったのかもしれない。

尾てい骨の痛みは治まらず、なんだか膝も痛み出してきた。普通に歩いている分には問題ないが、ちょっとでも走ると、明らかに違和感がある。

今シーズンの最大目標である、サロマ湖100kmウルトラマラソンまで、あと9日。

よりによってこんな時に…とも思ったが、大事に至ったわけではないし、無理に走り込む時でもない。きっとこれは、身体が、休めと警告してくれているのだ。

と、僕はプラスに考えることにした。

一番大事なのは、これ以上、悪化させないようにすること。

こういうときに頼りになるのは、やはり、敬服している岩本能史先生の教え。

サロマに向けて、今週の練習メニューはこうなっていた。

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 完全攻略ウルトラマラソン練習帳

今日、金曜日の基本メニューは、「ジョグ60分」で、もともとはこれを行う予定だった。

しかし、岩本先生は、身体が疲れている時のために…ということで、アレンジメニューを用意してくれていた。

それが、「歩行45分」というコースだ。

違和感があるのなら、本当は、オフにした方がいいのかもしれない。

しかし、早朝からじっとしていると身体がむずむずしてしまうし、ウォーキングならば問題ない(と思う)ので、僕は、外に出てみることにした。

最近の夜明け時刻は、どんよりとした天気が続いていたのだけれど、今日は…。

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雲ひとつなく、くっきり晴れた空。朝焼けと月のコラボレーションが素敵だ。

涼しい風も吹いていて、とっても気持ちよく歩けた。

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美しい下弦の月。

月はいつでも、疲れた僕の心と身体を癒やしてくれる。

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気がつけば、ゆったりのんびり、約4.5kmも歩いていた。

途中、のんびり写真を撮ったりしていたので*1、歩いたのは、実質45分程度。

たまには、こんな日もいい。

これがいい休養になって、身体が回復してくれることを願おう。

*1:このブログには2枚しか掲載していないけれど、実際は、野良猫写真などを含めて、20枚ぐらい撮影しているw

7度目の正直。外れ続けた大阪マラソン…念願の初当選!!

大阪マラソンは、今年が7回目。

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大阪マラソンは「みんなでかける虹。」という大会スローガンのもと、虹色の7つのテーマカラー、7つのチャリティテーマなど、「7(なな)」を意識した取り組みを行ってきました。

第7回大会は大阪マラソンにとって、記念すべき回!
トップページ|第7回大阪マラソン

記念大会にもなるとのことだったので、今年こそは、何としても出場したかった。

今年、僕にとって痛恨だったのは…。

市民アスリート枠争奪戦に敗れたこと。

折角、出場権利があったのに、格安SIM利用者にとって最悪の、平日昼12時スタートという開始時間に泣いた。

どうしても大阪マラソンに出場したいのであれば、休暇をとって、自宅のPC(Wi-Fi回線)で臨むべきだったなぁ…。

と、思ってもあとの祭り。僕は、大いに後悔したことを思い出す。

一般抽選があるじゃないかと思われるかもしれないが、僕はこれまで泣かされ続けているので、期待などできなかった。

それは、過去の、このブログのエントリーが物語っている。 

大阪マラソン、僕の華麗なる(?)落選エントリー史

というような状況だったので、今年もきっとダメだろうと思っていたのだ。

そんな僕の気持ちに追い打ちをかけたのが、毎日、夜明けランの後に確認している星占い。

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僕の星座、おひつじ座は最下位…orz

書かれていることは、大阪マラソンの抽選当落とは、全く無関係だったけれど、その順位を見ただけで、あぁ、今年もダメだと思った。

抽選の結果は、メールで送られてくるとのことだったが、例年、夕方過ぎにならないと届かない。

その前に、マイページで確認できるため、僕は、毎年、昼休みに確認するのが常だった。

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去年。

6年連続となった、この通知を見て、肩を落としたことを思い出す。

今年もどうせ同じことだろうなぁ、でもまぁ、それもブログのネタになるからいいか(←そういう問題じゃないw)などと思いつつ、昼休みにマイページを開いてみると…。

 

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うわっ、当選だ!

僕は思わず、叫びそうになってしまった。

もしもこれがハリウッド映画ならば、この瞬間、ドラマチックなB.G.Mが流れ、僕は、「YES!YES!!」と飛び跳ねていただろう。

…と、わけのわからない比喩をしてしまうほど、僕は感激だった。

7年目にして、ようやく夢が叶った。

かつて、落選の腹いせに、ひとり大阪マラソンをした、あの御堂筋を、今度は、堂々とレースで走れる!

いやはや嬉しい。本当に嬉しい。

7年間、夢に見ていた念願のレースまで、あと165日だ。

 

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Garmin 920XTJのバンドが、また、切れた。…でも、大丈夫!

何の予兆もなかった。

いつものように、Garmin920XTJを装着し、夜明け前ランに出ようとした時のことだった。

突然…バンドが切れてしまったのである。

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つい、この間、バンド交換したばかりなのに、またかよ…と、僕は溜息をついた。

それとともに、これは、GARMIN ForeAthlete 935 を買え、というフラグなのかとも思った。

ただ、やっぱりちょっと高いので、いったんセロハンテープで凌いで、新しいバンドを買うかなぁ…今度は純正じゃなく、サードパーティーでもいいので、切れにくそうなやつを買おうか…などと思いを張り巡らせた。

とりあえず、ブログのネタができて良かった(←そういう問題じゃないw)などとも感じながら、前回切れたのはいつのことだったろうと、ブログの過去エントリーを検索してみた。

ついこの間のことだと思っていたのに、もう半年以上経っていたのか。

ということで、つらつらと自分のエントリーを読み直してみたら、こんな一節が書かれていた。

交換用バンドとして、もちろん、もう片側も付属していた。

しかし、こちらについては、現状バンドで何の問題もないため、交換せず、ピンやドライバーとともに保管した。

次に、こちら側が切れてしまった際に使えば、余計な経費がかからず、安心できるからだ。

ん…?

恥ずかしいことに、すっかり僕はこのことを忘れていた。

ブログを毎日書いておくと言うことは、ボケ対策などにも有効だと言うことを実感。

と。しかし、僕は、まだ安心できない、と思った。半年前と「同じ側」が切れた可能性もあったからである。

それはそれで、ブログのネタになって面白い*1と思いつつ、一応確かめてみると…。

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今回切れた側が残っていた!

僕は胸をなで下ろし、早速交換を開始。手順書などは見つからなかったが、これも前回のブログに画像が残っていたので、迷わずに済んだ。

いやはや、やっぱりブログは書き残しておくべきだなぁ。

ということで…。

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復活!

夜明けのシャワーランでも、快適に利用することができた。

いきなり切れてしまった時は、いったいどうなることかと、一瞬目眩がしたのだけれど、予備バンドがあって、本当によかった。

これでしばらくは大丈夫だと思うのだけれど、どうにも僕は心配性なので、再び、予備バンドを買っておこうかとも思案している。

 

*1:10年以上もブログを書いていると、どんなトラブルがあっても、ブログのネタになりそうだと考えてしまうのが、悲しい性w

ボストンマラソン爆弾テロ事件から4年…。「パトリオット・デイ」で知った《真実》に涕泣

週末に鑑賞。

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4年前に発生した、ボストンマラソン爆弾テロ事件がテーマ…ということで、公開されたら、絶対に見に行こうと決めていた映画だ。

あの日のことは忘れない。

僕は、この情報が日本に届いた時、大きなショックと、テロへの怒りを覚え、エントリーにも書き残した。

その後、早々に犯人が逮捕されたことを知り、安堵した記憶があるのだけれど、実際、僕は何にもわかっていなかったのだ。

爆弾事件の後に、こんな凄いドラマがあったなんて。

この映画は、ボストンマラソン爆弾テロ事件という「実話」がベースになっていることは知っていたが、鑑賞前、僕は大きな誤解をしていた。

この映画の主役は、マーク・ウォールバーグが演じる、ボストン警察巡査部長。トミー・サンダース。

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映画の宣伝ポスターなどでも、ひとりだけ断然扱いが違う。

だから、僕は、鑑賞前、こんな「ヒーロー」のような警官がいたのだろうと思っていた。

映画は、冒頭から、サンダースが過去に起こしたトラブルなども織り込みながら進むため、実在の人物だと捉え、感情移入して見ていた。

ところが。

途中から、なんだかちょっと違和感を感じてくる。

サンダースの発言や行動が、なんとなく、ご都合主義的で、嘘っぽい感じがしたからだ。

それとともに、この映画の本質は、「別」のところにあるような気もしてきた。

ストーリーは、爆弾テロ事件の被害者となった人物たちや、犯人、FBI特別捜査官、警視総監などを多角的に描いている。

最初は、あっさりと出てくる登場人物たちが交錯し、映画に大きく関わってくる後半は圧巻で、特に、被害者たちのドラマには、何度も息を呑んだ。

僕は、映画に伴う《脚色》なのだろうと思っていたが、エンドロール直前に流れる、「実在」の人物たちの表情、コメントで、その印象が大きく逆転する。

僕は、ここで、自然に涙が出てくるのを抑えられなかった。

テロに対する怒りがあらためてこみ上げてきたし、それと戦い、勝ち抜いた、ボストン市民の強さをあらためて感じた。

「語り継がれるのは〈悲劇〉ではなく〈希望〉」

という、この映画のキャッチコピーは、決して大げさではなく、「真実」の重みが溢れている。

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パンフレットも、もちろん購入。

これを読んで、ようやく僕は、違和感の理由がわかった。

主役扱いのサンダースは、テロ事件に関わった実在の警官数人などを混ぜ合わせた架空の人物だということだったからだ。

この人物にまつわるトラブルや、妻も架空の存在。

故に、この夫婦だけは、エンドロール直前の「実在人物」コメントにも登場しない。

実話をベースにしているのに、主役周りだけが、「架空」の「脚色」だったのである。

僕は前半、サンダースに感情移入しすぎて、映画の本質を見誤っていた。この映画は、決して、サンダースで輝く映画じゃない。

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事件が巻き起こした苦難に、決して負けることなかった街、ボストン。

この事件に関わった人たちすべての凄さを描いた映画なのだ。  

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映画のエンドロール直前で流れた、《真実》のメッセージは、パンフレットにも掲載されていた。

あらためて読むと、また、涙腺が緩んできそうになる。


『パトリオット・デイ』60秒予告

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『パトリオット・デイ』

 

サロマ湖100kmウルトラマラソン、参加案内一式が届いた!!

サロマ湖100kmウルトラマラソンまで、あと2週間。

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刻一刻とカウントダウンしていく、iPhoneアプリの表示を見るたびに、心は昂ぶっていく。

泣いても笑っても、もう、あと2週間しかないのだ。

昨日の練習で30kmを走った時、胃痛に苦しんだため、僕は、大きな不安に苛まれた。

しかし、ランから帰宅後、これを受け取ったことで、再び、気持ちが引き締まるのを感じている。

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そう、サロマの参加案内一式が届いた!のだ。

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封入物の内容は、参加者によって異なるものになっているようだが、僕は、「ナンバーカード事前発送希望」で、かつ、「陸連登録者」なので、結構分厚い内容物だった。

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参加賞のTシャツは、サロマンブルーカラー。

ここ数年、白のTシャツが続いていたので、この変更は嬉しい。

ナンバーカードも、縁起のいい番号を割り振ってもらえたので、なんだか好走できるような気がしてきた。

その少し前まで、不安に駆られていた癖に、単純なものだw

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Garminのウォッチフェイスでも、残り14daysの表示。

ここまで来たら、あとはしっかりと体調を整えていくだけ。

気になる点はあるものの、自分なりに、できる限りのことはやってきたと思うので、当日、悔いのないよう頑張りたい。

 

 

違う自分になれ! ウルトラマラソンの方程式

違う自分になれ! ウルトラマラソンの方程式

 

 

ストロベリームーンに癒やされて、胃痛と暑さに苦しんだ河川敷ラン

今日は、どんな天気になろうと、30km走ることに決めていた。

そう思った理由は、先週末の峠走と同じ。僕の敬服する岩本先生の、この本。

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 完全攻略ウルトラマラソン練習帳において…。

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レース2週前の週末は、「レースペース(5分40秒)で、30km走れ!」という指示が出ていたからである。

僕は、水曜日メニューのビルドアップ走が、消化不良に終わってしまった*1ため、今回はきっちりとメニューをこなしたかった。

今日は、気温がぐんぐん上がる予報だったし、午前中には別の用事もあったので、走るならば、やっぱり夜明け前だと思った。

ということで、例によって、「自宅~荒川河川敷往復」のロングランを組むことにした。

家を出たのは、午前4時少し前。この時間は、まだ日が昇っていなかった。

月は満月の時期で、かつ、赤く見えるストロベリームーンの日ということで、期待して走り始めたのだけれど、家を出てからしばらくは月を探すことができなかった。

月の入りは、4時16分なので、ギリギリ見える筈なんだけれどなぁ、と思いながら走り続けていると…。

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見えた!

ストロベリー色…なのかどうかは微妙なところだけれど、紅く染まって美しい月だ。

住宅街の、建物の切れ間にぽつんと浮かんでいたので、すかさず撮影。

ただ、月の高度が低いせいか、とにかく電線が邪魔で、月の美しさを阻害している。

僕は、電線なしですっきりと月が見渡せる場所を探して、しばらくさまよった。

ようやく電線にも建物にも引っかからない場所を見つけたものの…。

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もう、空はすっかり明るくなってしまい、ストロベリームーンを堪能することはできなかった。無念だ。

ただ、綺麗な月を見ることができたおかげで、心は癒やされたし、この時間はまだ、それほど暑くなかったので、僕は、気持ちよくランに戻った。

しばらく走り続けると…隅田川へ繋がる、新河岸川沿いでは、既に朝焼けの情景になった。

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ここから荒川河川敷まではすぐなのだけれど、河川敷に入ってしまうと、何も食料を補給することができないため、北赤羽駅前のセブン-イレブンに寄って…。

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これを調達。

餅っぽい生菓子なので、ロングランには向くと思ったし、甘くてとても美味しかった。

ここで、しっかり糖分も補給できたので、あとは、河川敷をレースペースで走り抜くだけ。

ストロベリームーンの撮影などで、ちょっとロスがあったため、それを取り戻すべく、ランに専念できる河川敷では、少し頑張るつもりだった。

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この時点では、まだ、朝5時台。

ランナーも自転車も殆ど見かけず、かつ、まだ気温も耐えられる範囲。ということで、いいペースで走っていたのだけれど…。

ここから数キロも走ると、日差しはぐんぐん強くなってきた。

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いつもの河川敷ラン同様、 江北橋を抜けたところで、スカイツリーの定点観測。

今日は、ちょっと靄がかかっていたが、それでも何とか見えてよかった。

河川敷までの道のり含め、僕は、ここまで15km超を走ってきたので、あと数キロ走って折り返すパターン。

もう、全行程の半分を過ぎたし、楽勝…というわけにはいかなかった。胃の調子がなんだか少しおかしかったからだ。

のどに何かが使えている感じで、油断していると、嘔吐しそうになるくらい、むかむかする。

家を出てから、僕は、前述の「もちぷにゃ」しか食べていないというのに、まさかそれが身体によくなかったのだろうか…。

何とか騙しだまし走ってはみるものの、苦しくてスピードが上げられない。折り返してからも、その症状は変わらず、25kmを過ぎてからは、歩くようにさえなってしまった。

荒川河川敷では、昨年冬も同様の経験があった。

このときは、往復ランの復路途中で挫折。堀切駅から電車で帰宅したことを思い出す。

胃の痛みは、あの時ほどはひどくなかったが、しかし、それでも、やっぱりつらかった。

その後は、走ったり、歩いたりを繰り返しながらの帰路。その間にも、日はぐんぐんとのぼり、暑さが、僕をさらに苦しめた。

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 29km地点。

太陽は、すでにかんかん照り。真夏のような情景だけれど、この時点では、まだ(信じられないことに!)朝6時台なのだ。

夜明け前から走り始めていなければ、完全に途中でギブアップしていたろう。

ここからは、殆ど歩きに近い状態で、僕は、這々の体でフィニッシュ地点へ。

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 30kmラン、何とか完走!

後半の大失速が響き、結局、レースペースの5分40秒どころか、キロ6分も切れない、ひどいタイムになってしまった。

またしても、僕は、岩本先生の教え通り走れなかった…。

サロマ本番では、この3倍以上の距離を走らなければいけない。そう考えると、大きな不安がよぎる。

ただ、この胃痛が本番でなくてよかった。

レースまでは、まだ2週間あるので、胃痛についてしっかりと研究し、対策もとった上で、レースに臨みたい。

 

 

Strawberry Time

Strawberry Time

 

 

*1:距離は15km走れたが、後半、ペースを上げられず。

「スクローリング」モントリオールマラソンに参加してみた

スクロールでフルマラソンに挑戦?

記事タイトルだけだと、何のことやらよくわからなかったのだけれど、その内容を読んでみて納得。

なんと、Webコンテンツの長さが42.2kmに及んでおり、それをひたすらスクロールさせて、ゴールを目指す!というものだった。

記事によれば、このコンテンツは…。

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モントリオールマラソンののスポンサーを務めるスポーツ用品店「Sports Experts」が、昨年制作したWebコンテンツとのこと。

僕は、スクロールで42km!というのがどういったものになるのか、あまりイメージできなかったので、実践してみることにした。

チャレンジ方法は、至って簡単。

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The Sports Experts Scrolling MarathonのWebサイトにアクセスすると…。

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すぐにこの画面が表示される。「CONTINUE」をクリック。 

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 「GO」をクリック。

あとは、ただ、ひたすら、スクロールをし続けるだけ!だ。僕は、iPhoneを片手に、親指を酷使して、走り(?)を進めた。

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 道中では、走行距離(移動ピクセル数)、走行時間に加え、 さまざまなアドバイスや…。

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応援メッセージも表示される。

進むごとに、画面の色が変わっていくのも、変化があって楽しい。

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 1km通過!

キロ3分、というハイペースで走って(?)は、いたものの、ちょっと親指が疲れてきたので、僕は、iPhoneでのチャレンジをやめ、母艦PCに切り替えることにした。

母艦PCならば、トラックボールでのスクロールができるため、親指スクロールよりは、楽だと思ったからだ。

iPhoneでの記録はリセットされてしまったので、リスタート。最初の1kmは、iPhoneでの記録とそれほど変わらなかったが…。

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 3km地点、8分56秒。

キロ3分を切っているので、わずかながら、iPhoneよりもスピードアップできている。

また、トラックボールをくるくる回す操作なので、親指スクロールより指が疲れない、というのも魅力だった。

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5km通過!14分47秒。

ペースとしてはあまり変わらない。ボールをくるくる回す操作にもちょっと飽きてきた。

記事によると、画面左の線は標高を表しているとのことで、上り坂ではスクロールの難易度がUPするらしい。

ということは、下り坂では少し楽になるということだろうか…?

どのような仕組みで難易度を操作できるのか不明で、あまり実感はできなかった。

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10km地点、通過!

通過時間は、28分18秒なので、若干スピードが上がっている。実際のマラソンと同様、呼吸が落ち着いてきた(?)ということだろうか。

ただ…。

トラックボール操作のおかげで、指の負担はそれほど大きくないとはいえ、それでも、やっぱりちょっと疲れたし、そもそも、少し飽きてきた。

メッセージが出たり、画面の色は変わったりするが、操作としては、ひたすら単調だからだ。

そして何より…これは、平日の朝、時間のない出勤前にやるようなもんじゃない!

ということで、僕は10kmでリタイア。実際のマラソンでは、これまでリタイアしたことがなかったので、ちょっと悔しいw

企画としては非常に面白いと思うし、フルマラソン距離を完走したら、どんな画面になるのか気になる。

いつか、ゆったり時間のとれる休日などあったら、またチャレンジしてみようと思う。

サロマ3週前…だから、足柄峠走!

先週末は、山北へ出かけた。足柄峠走を行うためだ。

先週は、東京ウルトラマラソンの疲れが残っているのか、週半ばのランで足がちょっと気怠かった。

だから、普通の週末であれば、疲労抜きを考えたところだったが、そうはいかない理由があった。

僕が、心から尊敬している岩本能史先生の、この本。

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 完全攻略ウルトラマラソン練習帳において…。

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レース3週前の週末は、峠走を行うメニューが組まれていたからである。

ただ、僕は、この本を購入後、決してメニュー通りに走ってきたわけではない。それどころか、殆ど実行できていなかったというのが事実だ。

忠実に従うのならば、4週前の週末は、東京ウルトラマラソンの50kmなどというのは甘甘で…。

  • 土曜日:【ソツケン】レースペース走(キロ5分40秒)60km
  • 日曜日:【セット練】ジョグ240分

を行わなければいけなかったところだった。

3週前に入っても、水曜日は「レースペース走15km」を行う必要があったが、僕は走れなかった。

だから、今更、辻褄を合わせても仕方がないし、合うはずもないのだけれど、やっぱり、走れる時間がとれるなら、できる限りは頑張りたい。

そう思って、峠へ行くことに決めた。

足柄峠走は、スピードトレーニングが苦手で嫌いな僕にとって、苦しまずにスピードが出せる重要な練習メニュー。

僕は、そんなメニューがあることを、岩本先生のこの本で知り…。

6年前に初めて実施。

地獄と天国を味わってい以来、年に何回も、定期的に訪れているのだ。

3ヶ月半ぶりの山北は、朝から日が照りつけていて、結構暑かった。前回、2月にラン仲間と訪れた時、道中の気温は6℃。しかし、今回は…。

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20℃にもなっていた。

僕は、朝8時台から走り始めたのだけれど、もう、この気温。

散歩ならば気持ちいい陽気なのかもしれないが、走るとなると別。しかも、斜度10%を超える上り坂が延々と続くのだ。

僕は、これまで、万全な状態や気候であっても、歩かずに登り切ったことがなかった。

先週末は、足が疲れていた上に、この気温となっては、もちろん、走り続けられるわけもなく、9km地点あたりから歩きを交えながら上り続けた。

しかし、何とか…。f:id:ICHIZO:20170607041349j:plain

頂上に到達!

前回の峠走は曇天で見えなかった富士山が、先週末は、はっきり見えた。 

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絵画のような情景で、美しい。

これを見られただけでも、上ってきた甲斐があった。

ここまで来れば、あとは重力に任せて駆け下りるだけ。僕は、ちょっとわくわくした気分にさえなった。

足柄峠走は、往復24kmのランになるのだけれど、12kmの上りを終えてしまえば、下りの12kmは短く感じるし、かつ、スピード練習にもなるのだから、本当に素晴らしい。

下りきって、ゴールしたあとには…。

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温泉のご褒美つき。

f:id:ICHIZO:20170607041426j:plain湯上がりに飲む牛乳と、売店のパンが、これまた美味しくてたまらない。

いやぁ、やっぱり、山北に来てよかった。峠走を行って良かったなぁと思った。

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タイムは…足の疲れもあったせいか、ここ最近の峠走の中で最悪。

上りでは、キロ8分台までかかってしまったし、下りでは、全くスピードが乗らず、キロ4分22秒が最速という情けない結果に終わってしまった。

だから、練習としては、ちょっと不本意な結果になってしまったのだけれど、それでも、実施できたことに意味がある…と思いたい。

1年ぶりにラン目標達成!の5月振り返り

ランニングにおける、僕の距離目標は、1日あたり10km。

だから、毎月300km程度が、僕の月間目標になっている。

ただ、平日は、夜明けの限られた時間に走るだけなので、たいてい5km程度しか走れない。そのため、基本的には、休日勝負になる。

以前は、土日のセット練習でロングランを行うのが常だったのだけれど、最近は、週末に所用が入ることが多く、なかなかそれもできなくなった。

ということで、距離目標を達成できず、悔しい思いを抱く月が続いていた。

距離を稼げない分、練習の「質」を高められればいいのだけれど、僕は、スピード練習が苦手で嫌いときているから、まるでだらしない。

こんなことだから、レースで結果を出せないのも当然なんだよなぁ…。

しかし。

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Garminで、サロマへのカウントダウン!~Connect IQの幸せ

何で今まで気がつかなかったのだろう。

Garmin Connect IQという機能を使えば、Garminをカスタマイズできるということは、以前から知っていたのだけれど、設定など面倒くさそうな気がして、手をつけていなかったのだ。

こんな画面にできると知っていれば、もっと早く変更していたのに…。

僕は、ズボラな自分にちょっと後悔の念を抱きつつ、しかし、サロマの前に気がついて良かったという幸せも噛みしめている。

これからは、毎日、サロマへのカウントダウン表示を眺めながら過ごすことができるからだ。

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昨晩、帰宅した時にGarminを眺めると、残り23daysだった。

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「東京ウルトラマラソン2017」フォトレポート(前編)

気がつけば、もう、3日目の朝。

しかし、未だに僕は、このイベントの余韻に浸っている。

50km超も走ったのに、疲れなどまるでなくて、ただただ、心地よさだけが、後を引いている。

こんな素晴らしいイベントを作り上げてくださった、スタッフの方々、そして、僕と一緒に走ってくれたラン仲間に、あらためて、心から感謝したい。

このイベントの詳細内容については、昨年のエントリーで細かく書いたから、今年は、写真中心にご紹介をさせていただくことにしたい。

百聞は一見に如かず。

僕の駄文が少ない方が、このレースの感動が、わかりやすく伝わると思う(^^;

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午前7時。スタート前。50人にも及ぶ大集団だ。

今回、僕が参加したのは、ハーフ部門(50km)だが、このイベントには、他にも、フル(100km)及び、100マイル(160km!)部門がある。

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感動と感謝。最高の気分で走り抜けた東京ウルトラマラソン

一晩経っても、最高の気分が醒めない。

今年も参加を決めて以来、ずっと楽しみにしていた、facebookイベント。東京ウルトラマラソンが、とにかく素晴らしすぎたからだ。

このイベントの凄さ、素晴らしさについて、僕は、去年のエントリーで詳しく書かせていただいている。

今年も、「何から何まで素晴らしい」ことは同じだったが、さらに、天候にも恵まれた。

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