レース前から、決めていた。
折角古河まで遠征するのだから、アフターランには、現地の名物餃子を食べたいのが心情。
それが、美酒に酔いしれながら…なのか、憂さ晴らしになるのかはわからなかったけれど、いずれにしても、迷いはなかった。
僕にとって、ランと餃子は切り離せないものだからだ。
ということで、レース後は、この店に行こうと考えていた。
創業昭和39年。古河の老舗。「餃子の丸満」。
続きを読む「あと1分半だぞ!頑張れ!」
競技場に入った途端、そんな声をかけられた。
声の主は誰だかわからなかったし、僕だけに向けられた言葉でもなかったが、でも、その言葉の意味は、痛いほどよくわかった。
僕も、手元のGarminで、ずっと時刻を意識しながら走っていたからだ。
…時を遡ること5時間前。
その競技場がある、古河市中央運動公園に辿り着いた僕は、ちょっと心が沈んでいた。
続きを読むいやぁ、ほっとした。
今日はちょっとバタバタしているので、明日ゆっくりレース回顧…とも思った。
しかし、体調不良が回復し、何とか目標を達成できた以上、やっぱり早めにご報告だけはしておきたかった。
今回のレースで、自分に課した、たった一つの目標。
グロスタイム*1でのサブ3.5。
今年の別大で失った、ささやかな矜持を、何とか取り戻したかった。
別大後は、肋骨痛で1週間走れなかったし、昨日も、突然の目眩に襲われて、不安もあったけれど、無事、スタートラインに立てた以上は、万全だと信じて走り始めた。
本当に苦しいレースだったけれど、グロス3.5ランナーへの復帰だけを目標に頑張ってきたので、何とか達成できて本当に嬉しい。
*1:号砲が鳴ってから、ゴールインするまでのタイムで、公式記録扱いとなる。別途に、ネットタイムという指標があり、これは、スタートラインを通過してから、ゴールインするまでの「実質」タイムを指すが、参考記録の扱い。
大森駅東口から、徒歩5分。
ちょっとわかりにくい場所にあるビルの地下に、その店は、ひっそりと存在していた。
2月にオープンしたばかりの新店。
餃子とワイン屋、だ。
生ビール200円!ハイボール180円!ハウスワイン250円!
実に安い。
その上に、餃子が売りの店となれば、行くしかないではないか。
ということで、例によって、餃子好き、ワイン好きのランナーたちを誘って、この店を占拠することにしたw
続きを読む昨晩。僕は、荒川河川敷に繰り出した。
次の目標レースとなる、古河はなももマラソンまで、あと1週間。最終仕上げとして、ソツケンを行うためだった。
非常識マラソンメソッド ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分! (ソフトバンク新書)
卒業検定、の略。
以前のエントリーでも書いたことがあるのだけれど、僕が尊敬している岩本能史先生が、自書で推奨している、15kmビルドアップ走の一環。
レース本番の約1週前*1に、目標タイムを踏まえて、5kmごとにビルドアップさせていくものだ。
最初の5kmは、レースで走ろうと思っているペース。次の5kmを、キロあたり1分早く、さらに、次の5kmを1分半早く走る必要がある。
僕の場合は、今回もサブ3.5を目標にしているため、キロあたり5分から開始。
グロスサブ3.5に届かず泣いた、別大の悔しさを晴らすためにも、5キロ単位で25分→24分→22分半が必須の課題だった。
*1:本当は、レース10日前の水曜日に行うものとされているのだけれど、平日は仕事の関係でなかなか困難。
明日は、いよいよ東京マラソン2017当日。
残念ながら、僕は出場が叶わず、さらに、所用が入ったため、応援も観戦もできそうにない。
ということで、その憂さ晴らしに、今日、走っておくことにした。
ただ、今日は今日とて、これから出勤しなければいけないので、走る時間も、このブログを書く時間も限られている。
だから、今日は、いつもの駄文を控えて、さっき走ってきたばかりの写真をつらつらとご紹介いただくにとどめたい。
東京マラソン前日の雰囲気が、少しでも伝えられれば…と思う。
続きを読む今日、2月24日は、「騎士団長殺し」の日。
村上春樹、待望の最新刊発売日だ。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来4年ぶり、複数巻となる大作としては、「1Q84」以来7年ぶりとなる作品で、新潮社から刊行。
発売前から重版決定、既に130万部が発行されているという、超話題小説。
24日になった瞬間から売ることが可能となるため、大手書店は深夜営業。0時に販売を開始した。
それほどまでに新作を待ちきれない人がいるのだろうか…?購入後、帰宅して眠ってしまったら、昼間に買っても同じじゃないか…?
などと心配をしてしまったが、それは杞憂だったようだ。
東京都千代田区の三省堂書店神保町本店では、「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」、「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」の2巻をタワーのように積み上げるなどして、午前0時に約50人の客を迎えた。
さらに…
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